From:赤羽秀徳
こんにちは。赤羽です。
最近、何か目標を決めて
そこに向かって努力している
ことはありますか?
資格試験とか?
趣味とか?
治療スキルとか?
・
・
・
また、
同じことを他人に確認したことは
ありますか?
「・・は進んでいる?」
「・・は大丈夫?」
など。
ここで、もう二つ確認の質問です。
自分にできていないことを
他人に要求したことは
ありませんか?
あるいは、
自分ができていることを
そのまま他人に要求した
ことはありませんか?
私は、あります!!
実は、
他人に【要求」しすぎると
二人の関係が破壊してしまう
ことがあります。
◇自分に厳しく×他人に厳しく=〇〇
自分にすごく厳しい人で、
きちんと自分との約束を
守れている場合、
他人にも厳しくなりすぎて
しまうことがあるでしょう。
良く言われる、完璧主義の人。
確かに理屈的には間違っていない
ことがほとんどでしょう。
この関わり方で、お互いの関係が
より温かくなっていけばそれが
正解でしょう。
しかし、
多くの場合は、お互いの関係が
破壊していってしまうとされて
います。
◇自分に厳しく×他人に優しく=〇〇
もし、あなたが関わる人が
自分との約束を守れず、いわゆる
ルーズの人だとしたら、
あなたは、どんな行動をとる
と良いのか。
それは、
「その人を守る」ために行動して
みるということです。
「守る」とは、
そのひとの欲求充足の支援を
していくとも言えます。
「守る」とは
その人に貢献してくこと!
とも言えます。
自分の欲求充足をするとともに
他人の欲求充足のお手伝いを
していく姿勢。
これは、選択理論心理学では
【責任の概念】と言われています。
弱い人と関わったときには、
いつも思い出してほしいい
概念です。
◇守る意識を高めるに
では、「その人を守る」意識を
より高めるために役立つ概念を
別の角度からみてみましょう。
たとえば、完璧手技の場合、
健康・不健康
善・悪
白・黒
のように境界線をクリアーに
考えてしまうことが多いでしょう。
しかし、
現実の社会では、
中間のいわゆる「グレーゾーン」が
かなりの比率を占めています。
白 グレー 黒 という感じです。
不健康と言われながら長生き
したり、
健康だと思っていた方が
突然の病に見舞われたり
血圧は、130とか135とか、
体温は、何度とか、
同じ値の人でも、総合的に
みると状況はまちまちです。
本当に完璧な人はだれも
いないでしょう。
誰かの基準で判断が
下されているのです。
裁判の判決も、裁判官に
よって分かれることも
あります。
腰痛の場合でも
腰痛=有害 なもの
と考えるのは、予後の悪い方に
良くみられる特徴ということを
ILPTベーシックセミナーで
お伝えしています。
腰痛=有害と考えるのではなく、
腰痛というグレーが多いものを
どのように対処していくかが
非常に大切です。
以上のように考えると、私たちは
何を追い求めたらいいのか?
まずは、
「完璧は無」いということを受け入れること。
それは、
自分自身に対しても同じです。
相手が完璧でないとしたら、
自分も同じように完璧では
ないことを知っていると
それを受け入れられます。
さらに、
人生はいつも完璧ではなく成長の途中
と考えると楽になりませんか?
成長に気づけると嬉しさもあります。
腰痛の患者さんも
完璧に痛みをとるのではなく
グレーの部分を残しながら
腰痛からも学びを得て
成長していくと考えられたら
「安心」が増えていくでしょう。
その安心が、「脳の鎮痛機構」を
より強化してくれます。
◇本日のまとめ
私たちは、グレーの部分はあるけれど、
今できるこをと、全力でやることは
非常に価値が高いでしょう。
できることをやった結果、
完璧な結果が保証される
わけではありません。
だから、注目していきたいは、
「結果」ももちろん大切ですが、
それ以上にその「プロセス」。
そのプロセスに対して、
・自分にはより厳しく
・他人にはより優しい
態度で、必要に応じて支援の手を
差し伸べることが、
温かな人間関係を育むのに
役立つと感じています。
思いついたら、一歩踏み出してみませんか?
すべての人々のハッピーのために。
・
・
・
聞きたいことや感想は、気軽にメールでどうぞ。
メール:office〇akahalabo.com (〇を@に置き換えてください)
******************
対話的腰痛アプローチ
Interactive Low back Pain Technology(ILPT)
主宰 赤羽秀徳
******************