【ILPT便り】第249回 『 それ、誰と比較していますか?』

こんにちは!赤羽です。
 
突然ですが、質問です。

あなたが、小学校5年生の女の子に次のように聞かれたらなんて答えますか?
 
「ねえねえ、お兄さん(お姉さん)は、背が高いの~?」
 
と。
 
いかがでしょうか?

きっとあなたは、返答に困ると思います。
 
それは、
 
誰と比べてかによって変わるからですね。

さて、
 
私たちが日々生活していくなかで、無意識に誰かと比較することはありませんか?
 
先の例のように、
 
・背が高いか低いか

あるいは、
 
・足が速い、遅い
・数学が得意、苦手
・給料が高い、低い
など

このような比較は、
他者と比較して、自分の存在や能力を確認しようとしているのでしょう。

しかし、
 
この「比較」

果たして、本人は幸福感を持続的に感じられるでしょうか?
 
すぐわかるかと思いますが、他人と比較しすぎると、不幸感が多くなってしまいます。

なぜなら、
 
私たちは、自分よりも高いスキルを持っている人や高額なものを持っている人を羨みむ傾向があるからです。

この意識でいると、自分の価値を本来より低くみてしまい、その結果、人の行動を変えようという意図が働くとされています。

多くの人間関係の問題は、本当は変えることができない他人、

その他人を、変えようとすることから始まります。

そして、それは、ご自身のメンタルヘルスにも影響を及ぼします。

 不必要に怒ったり。
 
 不必要に悲しんだり。
 
 不必要に恐れたり。 
 
と。

私もいろいろな心理学を学び続けていますが、ほぼすべての心理学の頂点にあるのは、
 
わたし = あなた

つまり、
 
今、目の前で起こっていることは、
 
 ・「他人との比較」ではなく
   ↓
 ・私の中での
 
 ・「愛と感謝の物語」であるということ。
 
その「世界で一つの物語」を
平安の中で楽しみながら生きていいける自分になるために
より一層、学んでいきます!
 
私と出会うすべての人々の素敵な笑顔のために。