
こんにちは。赤羽です。
「なんであんなにイライラしちゃったんだろう」
と日常生活や仕事で「後悔」すること
ありませんか?
そして、その時どんな気分ですか?
できれば、あまり深刻になりすぎず、
軽い気持ちで後悔し、次に向けて
明るい未来が見えてきたら理想だと
思いませんか?
実は、
あまり、深刻に考えするぎると
腰痛の原因にもなるのです!
(ILPT受講者は、復習ですが)
あなたは、感情コントロールに悩む
腰痛患者さんにお会いしたことは
ありませんか?
そんな患者さんにも、知っていただきたい
言葉があります。
それは、
「イライラは、ビッグチャンス!」
という言葉です。
あまり良いイメージの無い、イライラ。
でも、「チャンス」なんです。
では、
今回は、「3つのチャンス」を紹介していきます。
◇ 腰痛が改善するチャンス
一つ目は、「腰痛が改善するビッグチャンス」
突然ですが、火山の下にあるマグマを
イメージしてください。
そのマグマの活動が活発になり、
押さえられなくなると、
「ドカーン」と噴火しますね!
でも、しっかり押さえられていると
噴火しにくくなります。
この、
噴火しないように、マグマを押さえているのが、
そう、腰痛です。
つまり、
爆発してはいけないイライラ。
気づいてはいけないイライラ。
それらにふたをしてくれるのが、腰痛です。
といういことで、
イライラに冷静に「気づいている」と
腰痛が不要となり、腰痛は起こりにくく
なるのです。
これは、ニューヨーク大学医学部教授、
サーノ博士の理論であり、
日本では2000年に、まさに、
「腰痛は怒りである」というタイトルで
書籍が出版されました。
不思議なメカニズムですね。
◇「捉え方」を確認するビッグチャンス!
二つ目は「捉え方を確認するビッグチャンス!」
アメリカの臨床心理学者アルバート・エリスは、
次のような、ABC理論を紹介しています。
ABC理論とは、
出来事(Activatingevent)
捉え方・信念(Belief)
感情(Consequence)、
の
頭文字です。
エリスによると、感情は、
出来事によって生み出されるのではなく、
出来事を
「どう捉えたか」
によって決まる、というものです。
そして、
「捉え方」の源となるのが、
信念だというものです。
例えば、雨降り。
一般的には、「悪い天気」と表現される
ことも多いかと思います。
しかし、
農家の人にとっては、「恵の雨」
ダムの水が足りない時期にも、「恵の雨」
雨に対して、どのような捉え方をし、
そこに、意味づけをするのは本人
次第ですね。
そう考えると、自分の捉え方・信念を振り返る
きっかけがあると嬉しくないですか?
その一つに、
「なんであんなにイライラしちゃったんだろう」
という、後悔に気づいた時と決めておきませんか?
そのタイミングが、捉え方を確認するビッグチャンス!
◇感情が豊かになるビッグチャンス!
三つ目は、「感情が豊かになるビッグチャンス」
私たちには、様々な感情があります。
喜怒哀楽という表現は一般的ですね。
ここで、注意が必要です。
喜ぶ
楽しい
の「喜・楽」が良いもので
怒る
哀しい
の「怒・哀」が悪いもの
という考え方。
実は、感情に優劣はありません。
どれも、みんな必要な感情。
4つの喜怒哀楽。25%ずつみんな必要。
でも、
その感情を出す場面で、大切な人間関係を
壊してはいけないので、感情を出す場面には
注意してください!
この
注意をしっかり守ったうえで、
イライラもしっかり出してあげてください。
そのタイミングが、
感情が豊かになるビッグチャンス!です。
◇感情が乏しかった私
私には、二人の兄がいます。
子供のころ、上の兄に言われたことがあります。
「なんでお前は怒らないんだ!」
「なんでそんなに冷静なんだ!」と。
上に兄二人は、度々喧嘩をし、お互いの感情を
ぶつけ合っていましたが、私は、そんな兄たちを
見て、冷静にしているタイプでした。
そんな私は、20年ほど前にぎっくり腰になり
その後、コンディショニングもしケアしていましたが
朝、腰痛を感じることも多くありました。
でも、今では、
イライラに気づき、
イライラの源、信念を確認し、
イライラを、心理的に安全な環境で
きちんと表出することで、
不快な腰痛に悩まされることなく
毎日充実した日々を送れています。
◇良かったら是非!
「なんであんなにイライラしちゃったんだろう」
と、イライラにあとから気づけたらチャンス。
まずは、「イライラはビッグチャンス!」と
言ってみてください。
その時に必要な、チャンスに気づけると思います。
世界平和に向けて、できることからまず一歩。
すべての人々の素敵な笑顔のために。