【ILPT便り】第220回『 「イイからほっといてくれ~!」と、言われました!! 』

こんにちは。赤羽です。
 
突然ですが、質問です。
 
あなたは、
アドバイスや援助をしようとして
「失敗したな~」という経験はありませんか?
 
アドバイスや援助が、お節介になって
しまったという経験。
 
できれば、
 
「ありがとうございます」
 
「助かりました」
 
「ほんとによかったです!」
 
と、感謝の言葉をいただきたいですよね。
 
それは、

あるポイントをおさえることによって
可能です。
 
しかし、
 
ポイントを押さえないと、私のように
失敗してしまいます。
 
そこで今回は
 
私の経験から学んだポイントを
3つ紹介します。

◇新宿駅の階段で

 
 
まずは、私のエピソードを二つ紹介します。
 
一つ目は、新宿駅の階段で。

今から、9年ほど前になりますが、
仕事帰りに新宿駅で電車の乗り換えの
ために、階段を登っていたら、
 
二人組の男性が、階段の途中に座り込み
なかなか立てない様子でした。
 
その状況をみて、私は、
「助けた方がよい!」
「このまま通り過ぎてはいけい!!」
 
と思い、
 
「大丈夫ですか?」
 
と、訪ねました!
 
正直、私もドキドキしながらです。
 
そしたら、
 
「いいからほっといてくれ!」
 
と、
 
叱られるように、大きな声で怒鳴られ
ました。
 
さすがに、

普段あまり怒らない私も、
かなり「イラッ」としました。

そして、その後、現場から離れながら
 
「親切に声かけてやったのにっ!」

「声かけなければよかったーーー!!」
 
と思ってしまいました。


◇終点に到着した電車で


 
では、もう一つのエピソードです。
 
地下鉄丸ノ内線での出来事です。
 
電車が終点に到着し、
寝ている方がいたので、

「このままでは、また出発してしまう」
 
と思い、

「終点につきましたよ~」

と声をかけたら、
 
「いいからほっといてくれ!」
 
という雰囲気で、
嫌な顔をされました。
 
それ以来、同じような場面に遭遇しても
ほとんど声をかけなくなってしまいました
 
 
…。
 
 
あなたは、いかがですか?
 
 
私生活、仕事などでこのようなことは
ありませんか?
 
ILPTベーシックやアドバンスでお伝えしているように、
大切な原則を守っていないと、今回の私のような
結果になるでしょう。
 


◇押さえておきたいポイントとは?

 
私たちは、ついつい
【自分が正しい】と思い込んで
しまうものです。
 
つまり、
 
「答えはいつも相手にある」
 
ことを忘れてしまうのです。
 
これが、ポイントの一つ目です。
 
このポイントが抑えられていないと
 
誰かが困っていると思われる場面に
遭遇した時に
 
「きっとこの人は、困っている」と思うのは、
自分ですよね。
 
・相手は、本当に困っているのか?
・助けを必要としているのか?
 
そんな観点を忘れて、
 
「自分が正しい、自分が答えを知っている」
 
と思ってしまうと

失敗する確率が高くなってしまうでしょう。
 
では、どうすればよいのか?
 
それは、
 
【自分が正しい】という思いではなく、
「気づかい」の心から 
 
=============
 
 ・「どうしましたか?」
 
 ・「大丈夫ですか?」
 
 ・「うまくできそうですか?」
  
 ・「~~しましょうか?」
 
=============
 
 と、相手の中にある答えを
「確認しよう」という態度で接すると
相手の態度も自然に変わるしょう。
 

私の経験の、その1、その2 共に、
「私が正しい、私が答えをしっている」
 
という考えをもって接したので。
相手の方も、そして自分の気持ちも
不快になったのだと思います。
 

 
◇いつでも、上質世界(願望)の確認を!

 

先ほど、
 
「どうしましたか?」
 
「(ひとりで)大丈夫ですか?」
 
「うまくできそうですか?」
 
「~~しましょうか?」

と書きましたが、これらはすごく
普通の対応ですよね。
 
 
実は、
 
この質問の中に、
カウンセリングや患者さん、利用者さんとの
関わりにおいて大切な要素が含まれております。
 
 
・「どうしましたか?」
 
  → 今起こっている状況の確認 
 
  
・「大丈夫ですか?」
 
  → 支援を必要としているのか?
 
 
・「うまくできそうですか?」
 
  → 今の対処法の効果を確認
  
 
・「~~しましょうか?」
 
  → 望んでいることの確認
 
 
となります。
 

4つの要素を取り上げましたが、
まずは、
2つしっかり、意識していただくと
対応が変わると思います。 
 
 
その二つは、
 
 
そもそも
 
=============
 
・相手が支援を望んでいるのか?
 
・望んでいることは何か?
 
=============
 
です。
 
例えば、
 
職場で部下が困っていそうという
雰囲気を感じたときに、
 
「こうやってみたら、…」
とすぐにアドバイスすると

突然すぎて、相手もアドバイスを受け入れる
準備ができていないかもしれません。
 
 
そこで、丁寧に、
 
 
「○○さん、大丈夫?」 
 
「どこまで進んでいる」
 
「困ったことがあったら相談にのるよ」
  
「いつまでにやりたいの?」
 
などと接しながら、
 
=============
 
・相手が支援を望んでいるのか?
 
・望んでいることは何か?
 
=============
 
を、確認していくと
和らかな対応になりそうですね。 
 

 
◇本日のまとめ

 

私たちは、ついつい困っている人を見ると
アドバイスや援助をしたくなるものです。 
 
すぐにアドバイスや援助して
成功するときもあるとは思いますが、
アドバイスや援助が“お節介”になる
こともあるでしょう。
 
そうならないために、

1 「答えはいつも相手にある」と考え 
 
まずは、

2 「相手が支援を望んでいるのか?」
 
3 「望んでいることは何か?」
 
をしっかり確認することから
始めてみてはいかがでしょうか?
 
世界平和に向けて、できることからまず一歩。
  
すべての人々の素敵な笑顔のために。