こんにちは。赤羽です。
前回のILPT便りは、「イライラ〇〇〇チャンス」
というタイトルで、イライラを感じることは、
「腰痛が改善」するビッグチャンス!
「捉え方を確認」するビッグチャンス!
「感情が豊か」になるビッグチャンス!
ということをお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
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でも、もうちょっといい方法はないの?
やっぱりイライラ感じることをもっと減らしたい!
という声をいただきましたので、
今回は、別の方法を一つ紹介していきます。
その方法は、
ズバリ、「とことん、感謝」です。
今回は、なぜ感謝がいいのか、あるいは、
感謝しないと、どうなるのかについて、
書籍と、私の経験からお伝えしていきます。
◇赤ちゃん脳からの学び
まずは、感謝の有効性について。
以前読んだ本で、シンプルで分かりやすい
説明がありましたので紹介します。
本のタイトルも面白いですよ。
『 驚きの最強思考「赤ちゃん脳」』
西田文郎 著 です。
その53ページに次のように書かれています。
==============
「脳は、何かに感謝したとき
100% 安心し
100% 快の状態になる」
==============
とのこと。
いかがでしょうか?
イライラを無くすのではなく、感謝の時間が
増えていったら、「安心と快」の時間が増えて、
イライラの出番が減ってきそうですね。
イライラは、そのままにして、
感謝の時間、感謝の言葉を増やしていく
「・・・のおかげで、・・・」
という感じです。
◇イライラしやすい腰痛患者さん
では、次に、感謝しないとどうなるのかの
一例をご紹介します。
私が以前担当した方で、なかなか腰痛が改善せず、
いつもイライラしていて怒りっぽい方が
いらっしゃいました。
その方は、
「奥さんへの感謝ができない」とはっきり
おっしゃっていました。
本当に、頑固で、
「そんなことできないよ!」
と感謝することは、きらいのようでした。
ある時、
朝起きて、突然腰痛で動けなくなり
救急車を呼んだこともありました。
しかし、
救急搬送後の検査の結果、器質的な
問題はなくその日のうちに帰宅され
ました。
体の問題ではないということが
わかったのです。
さて、
あなたが関わっている方は、
いかがですか?
怒りっぽい、あるいは、イライラして
いる方で、症状が改善せず苦労されて
いる方はいませんか?
◇感情は直接コントロールしにくい
セミナーでもお伝えしていますが、
感情は直接コントロールするのは、
難しですよね。
行為と思考は、直接コントロールでき、
感情と生理反応は、間接的にコントロールできる
という内容、覚えてますか?
(これからセミナーを受ける方は、予習です。)
先ほど紹介したケースでは、奥さんに、
ほとんど感謝の言葉を伝えたことは
無かったですよね。
そして、
家では、「いつもイライラしている」と
はっきりおっしゃっていました。
もし、
あなたの関わる方で、相手が望んでいるなら、
「感情は直接コントロールしにくい」という
情報も有効になるでしょう。
この情報を知るだけでも、かなり“安心”される
かたもいらっしゃいます。
今までも、時々お伝えしていますが、
腰痛の治療において、“安心”していただく
ことは、非常に大切な治療方針です。
安心が一番の薬です。
◇感謝したくなる場面の設定
さらに、
感謝したくなる場面をご本人が自然に
考えられるような援助できれば、感情を
直接コントロールしてないので理想ですね。
食事をいただくときに「いただきます」
というのも、
「植物や動物の命をいただきます」
という感謝の気持ちを表すと
いいますね。
「腰痛になっても感謝できること」
わかりやすくいうと
腰痛になって、
「今後に活かせそうなことは何かな?」
「腰痛は、そのことを気づかせてくれた!」
と、いうようなことを自然に考えれる
場面が増えてくると、症状もきっと
快方に向かいやすいでしょう。
◇本日のまとめ
「脳は、何かに感謝したとき
100% 安心し
100% 快の状態になる 」
と言われています。
あなた自身が、イライラしたり、
不安になったとき、
あるいは、
長引く腰痛でお困り方、のみならず
イライラしたり、不安が強い方に
この情報を届けた上で、感謝の場面を
より一層増やしてみてはいかがでしょうか?
世界平和に向けて、できることからまず一歩。
すべての人々の素敵な笑顔のために。