はい!赤羽です。
「なんでそんなことするの」
「え!どうして!」
「まさか!」
など、日常生活や臨床で思ったことはありますか?
これらの状況が続くと辛いですよね。
この状態から、
「なるほどね」
「わかる~~」
「そうだよね」
というように変えられたら、感情的にも
楽に過ごせると思いませんか?
ということで、今回は、
人の【行動の☆☆】ということを
改めて考えていきましょう!
これを知ると、
相手のことが理解しやすくなり
自分もイライラしにくくなりますので、
私生活、臨床に役立つでしょう。
さらには、
ある人と相性が良い・悪いということが、
論理的に納得できてしまいます。
◇すべての行動には、〇〇がある
以前のILPT便りでもお伝えしましたが、
選択理論心理学によると、
「すべての行動には、必ず〇〇がある」
そして、
「すべての行動は、選択した時点で最善の選択である」
と言われております。
ここで、質問です。
「〇〇」は、漢字二文字です。
わかりますか?
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・
・
そうですね。
「目的」
です。(でしたね。)
そして、
その行動の目的は、
「基本的欲求」を満たすことです。
言い換えると
「人は五つの『基本的欲求』を満たすために行動する」
ということです。
これだけです。
このシンプルさが強力ですね。
◇五つの基本的欲求を覚えて活かしましょう!
では、
「ラジオ!幸せを育む素敵な人間関係」
宇都宮 民・愛媛選択理論研究会 著 より引用
させていただき『基本的欲求』を見てきましょう!
と、思いましたが、いきなり紹介せず、
すでに、ILPTアドバンスを受講された方は、
思い出してみて下さい。
もし、
お近くにどなたかいたら、その人に
お伝えして、その内容を説明してみると、
学習効果が高まるでしょう。
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・
・
では、5つの基本的欲求を
みていきましょう!
1.生存の欲求:
⇒ 食べたい
寝たい
休みたい
・
・
2.愛・所属の欲求:
⇒ 愛し愛されたい、
仲間の一員でいたい
*「愛されたい」は、
一人では満たせないのが
ポイント
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3.力(承認)の欲求:
⇒ 認められたい
達成したい
人の役に立ちたい
*単に承認だけではないですね。
この3点セットは、暗記しましょう!!!
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4.自由の欲求:
⇒ 自分のことは自分で決めたい
強制されたくない
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5.楽しみの欲求:
⇒ 自分の好むことをしたい
楽しみたい
*休日の楽しみ方も、本当に人それぞれです。
・
・
以上が「五つの基本的欲求」です!!
これらを満たすと、人は幸せを感じ、
満たさないと、幸せになれないと
いうものです。
また、基本的欲求は、誰もが持って
いますが、求める度合いは
「人によって違い」があります。
◇相性の良い人、難しい人の理由は?
今回、さらに強調したいのは、
人によって、【求める度合いが違う】
という点です。
求める度合いが違うので、周りから
見ていると、不可解な行動や危険な
行動などでも、
本人としては、幸福感、達成感や
満足感にあふれているかもしれません。
でも、
仕事をしている時に、いつも不可解では、
ストレスフルになってしまいますね。
そうならないためには、
自分の欲求の強さを知っておくことと、
相手の欲求の強さを想像しながら対応
できると、交渉などもスムーズになる
でしょう。
一言でいうと、「相互理解」
注意すべきことは、
五つの基本的欲求の強さを5段階で
評価したときに、2ポイント以上差が
ある項目がある場合です。
例えば、
親友は、ポイントの差が少ないでしょうし、
うまく行かない相手ほど、ポイントの差が
大きいでしょう。
是非、2/5という数字覚えていきましょう。
◇五つの基本的欲求の強さの評価法
では、5段階の評価を簡便にやる方法を
紹介しておきます。
先ほどの
5つの基本的欲求のそれぞれの
項目に対して
5:かなり強い
4:やや強い
3:普通
2:やや弱い
1:かなり弱い
という基準で、
自分、あるいは関わる人をまずは、
直観で結構ですので、評価してみましょう。
*お手数ですが、一度、上に戻ってやって
みましょう。
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・
・
*評価ありがとうございました。
自分、および関わりのある人の、
それぞれのポイントが出たら、
このポイントの差を縮めるのではなく、
この差を「受け入れる」ことから始め
ましょう。
前述のように、
話し合いや交渉が、より必要になるのは、
2ポンイン以上差がある項目がある時です。
交渉の際は、
差がある項目のみ話だけするのではなく、
差がないところも注目しておきましょう。
差がないところも知っておくことで、
交渉するときや、
二人で過ごす時に、どの項目に注目していくと
過ごしやすいかがはっきりしてきます。
◇本日のまとめ
今回は、
・すべての行動には、必ず目的があること
そして、
・選択理論心理学でいわれている
5つの基本的欲求は、
個人により大きさの違いがあること、
・その差が、2ポイント以上ある時の対処法 を
簡単に紹介してきました。
私生活や臨床で、自分や相手の行動を
理解するとき、
そして、
交渉する場面になったら、是非、
思い出していただければと思います。
世界平和に向けて、できることからまず一歩。
すべての人々の素敵な笑顔のために。