2020年は、誰もが予期しない一年
になったかと思います。
そんな一年で、様々なことが
変わったのではないでしょうか?
・仕事の仕方
・私生活
・趣味
・学び方
・人とのつながり
など
変わったことで、より良くなったこと
逆に、
自分が望んでいることとは異なる
方向に変わったこともあったかと
思います。
「有為転変」
という言葉がありますが、これは、
「世の中は絶えず移り変わり、
少しの間も一定の状態にないこと」
という意味とのこと。
そんな移り変わっていく世の中で、
今年一年を改めて振り返り、
【“〇〇のお陰で”変わったこと】
を、年末にご家族や職場のスタッフと
お話ししてみてはいかがでしょうか?
◇“〇〇のお陰で”をつけることで…
改めて言うまでもないとは思いますが、
“〇〇のお陰で”という言葉を付ける
ことによって、
出来事の、良いところや感謝する所に
フォーカスが行くかと思います。
風邪をひき体調を崩したときに
そんなことを思ったこともある
と思います。
逆に、もし、
”〇○のせいで”
という言葉をつけると、あまり良い面は
浮かんでこないですよね。
ちょっとした言葉をつけたすだけでも、
同じ経験や行動に対して、自分なりの
意味づけや解釈が自然と変わってくる
と思います。
◇リフレ―ミングというスキル
このように、
過去に経験したことや行動の意味づけ
を変えることは「リフレ―ミング」と
言われています。
「過去」は変わらないけど
「過去の解釈」は変わるので
見方や解釈を意識的に変えるスキルです。
度々お伝えしてますが、そのポイントは、
「事実」と「解釈」をしっかり区別する
こと。
==================
私たちの人生は
私たち自身の「解釈」でコントロールできる!
==================
とも言われますので、シンプルですが、
大切なスキルですね。
ILPTセミナーでお伝えしているのは、
ひとつは天気の話題でした。
「悪い天気」って何かというと、
よくあるのは、
・事実は、「雨が降っている」
・解釈は、「悪い天気」と思った
ということ。
もうひとつは、
「腰が悪い」という表現でしたね。
事実は、「腰が痛いと感じている」
解釈は、「腰が悪いや、腰が壊れている」
と思った、ということ。
◇事実を客観的に捉えると楽になる
今回紹介していのは、”〇○のせいで”
というのを、初めにつけるものでしたが、
天気と腰の話題で紹介したように、
最後に、「・・・と、思った」と
つけるスキルもあります。
それによって事実を客観的に捉えて、
「自分との対話」が自然にできます。
自分が思っていることに気づけたら、
それで大丈夫です。
理想に向かっているなら、そのまま継続
理想に向かっていないなら、改善、修正
していけばいいだけ。
自分を不必要に責めたり、卑下する必要
はありません。
なぜなら、人はいつでもその時最善の
行動をしているから。
◇「お疲れ様です」を「お陰様です」に変えたら
ちょっと話題はそれますが、
スタッフとの挨拶などで、
「お疲れ様です」や「お疲れ様でした」
などを使うことがあると思います。
労いの言葉ではあると思いますが、
時には、「ほんとに疲れる」と
思うこともあるでしょう。
もし、
「お疲れ様です」の代わりに、
「お陰様です」を使ったらどんな雰囲気
に変わると思いますか?
今までも、
「お楽しみ様です」や
「お元気様です」など話題にしたことも
ありますが。。。
「お陰様です」という挨拶は、違和感は
あると思いますが、これが、普通に使用
されるようになると、人やその状況の
「良い所」「感謝」するところが
自然と気づけるのかなとも思います。
◇本日のまとめ
今年一年、今まで予想しなかった
大きな変化が起きたことと思います。
様々な経験や自分の行動で、
【“〇〇のお陰で”変わったこと】
を、年末にご家族や職場のスタッフと
お話ししてみると、新たな気づきが
起きるかもしれません。
そこから、来年の目標や課題が
見えてくると嬉しいです。
良かったら是非試してみてくださいね。