【ILPT便り】第183回『 行動できない“本当の理由”の探し方とは?』

こんにちは。赤羽です。
 
前回のILPT便り第182回は、
『モヤモヤの解放に“やらない”“やれない”の区別!』 
というタイトルでお送りいたしました。
 
今回は、
 
その内容とも関連しますが、
「行動」と「言い訳」について
改めて一緒に考えてみたいと思います。

「言い訳」は、ILPTアドバンスでも
学びを深めていますが、
 
人の行動を考えるときに、
「鍵」となってきます!
 
では、よろしくお願いしますm(__)m
 

 

 

 


◇行動できない本当の理由は?
 


突然ですが、質問です。
 
やるべきとわかっていても、
ついつい先延ばししていること
ありませんか?


 

 

 
でも…

だって…
 
どうせ…
 
などと言い訳して。
 
今関わっている患者さん利用者さんでも
行動すべきとわかっていても
行動できていない方がいらっしゃる
かもしれません。
 

 

 

 
実は、
 
多くの場合その根本の理由は、
シンプルだと言われています。
 
その一つは、
 
 「心のブレーキ」
 
このブレーキは、現状維持するのには
役立つようですが、あまり強すぎても
行動の妨げになってしまいます。
 
車で例えると、車は発進しているのに、
サイドブレーキをかけたままの状態。

やらないといけないと分かっていても
やる気が出なかったり、忙しさを理由に、
後回しにしたりなど。

これらは、すべて「心のブレーキ」によるもの。

前回のILPT便りも参考に考えると
「障害」となっていることとも
言えるでしょう。
 


◇優先順位は、どうやって決まる?
 


時には、かってに理由を作って、
優先順位を下げてしまうことも
あるかもしれません。

しかし、本来、人間には、絶対的な
優先順位などないともいわれています。

自分が「今一番大切」だと感じている
ものを優先にしているにすぎません。

その証拠に、
 
あなたの大切な人が救急車で搬送されたら
今やっていることを止めて、
すぐに病院に駆けつけませんか?

だから、
 
あなたが、もし、分かっていても
言い訳し、後回しにしているとしたら、
心のブレーキを外す作業が先決です。

大切だと感じたら、心のブレーキが外れて
すぐに動き出すのです。

それを知らずに、

無理に行っても不快でしかありません。
なぜなら、
イヤイヤ取り組むことになるからです。

それに気づけさえすれば、
あとは、その問題をひとつずつ解消して
いくだけです。

しかし、
 
そこに、気づけないと努力が空回りするので、
余計に自分を追い込むことになるでしょう。
 

 
◇不必要なブレーキの探し方は?

 

では、その心の不必要なブレーキを
知るにはどうしたらいいのか?

まずは、
 
自分に言い訳し、後回ししている
ことがあれば、ブレーキがかかって
いる証拠です。
 
次に、
 
そのブレーキの根源を探す必要があります。
これは【自分と向き合う】しかありません。

そして、自分に
「質問を繰り返す」ことで根源を探り、
気づくことができるでしょう。
 
例えば、
 
「うまくいったらどんな心境になる?」 
 
「今の行動を続けていたら、1年後にはどんな問題が生じる?」
 
「あなたの今の行動を大切な人に、一言、言うとしたら?」

など。
 
ポイントは、繰り返すこと。 

当然、その「心のブレーキ」の
答えは、本人の中にしかありません。

質問をしても、
その答えが、再度、言い訳である間は、
本当の回答ではありません。
 

 
◇本日のまとめ


 
以上のように、
行動できていない場面で優先することは、

まずは、不必要な心のブレーキを見つけ
そのブレーキを解除すること。
 
そのために【自分と向き合い】
質問を繰り返す時間を確保してみては
いかがでしょうか?

そのブレーキが外れた瞬間、
あなたの、あるいは、関わる方の
アクセルは一気に踏まれ、
行動が加速していくでしょう!

すべての人々のハッピーのために。
 
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対話的腰痛アプローチ 
Interactive Low back Pain Technology(ILPT) 
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