こんにちは。赤羽です。
突然ですが、
思い出してほしいことがあります!
すごく嬉しい出来事があり、
そのことをパートナーに伝えたとき、
パートナーの反応に不満を持ったことは
ありませんか?
決して、パートナーと仲が悪いわけでは
無いけれど、その時の反応には不満が残る
ということ。
実は、
そのような場面でのパートナーの反応には、
大きくわけて4つのタイプがあり、
どのタイプが、
温かな関係を維持していくのに役立つか、
という報告があります。
今回は、その報告を参考に
パートナーとのコミュニケーションについて
改めて、振り返っていきましょう。
◇4つの反応パターン
では、早速4つの反応パターンを紹介してきます。
これは、カリフォルニア大学のシェリー・ゲーブルら
によって、2004年に報告されているようです。
パートナーが、「良い出来事」について話したときに
話を聞いた側がどのように反応するかというものです。
キーワードは、
・passive
・active
なのか?
・constructive
・destructive
なのか?の四つ。
日本語にすると、
・受動的 か
・積極的 か
そして、
・建設的 か
・破壊的 か
ということ。
この4つが組み合わさり、
1:受動的で破壊的
2:受動的で建設的
3:積極的で破壊的
4:積極的で建設的
の4つパターンになります。
では、この4つの反応パターンを
具体的にみていきましょう。
1:受動的で破壊的
・相手が良い話をしているときに、
うなずき、相づちもない
・突然、自分のことを話し始める
2:受動的で建設的
・話は聞いていて、話の内容に
理解は示している
・一緒に喜んではくれる
3:積極的で破壊的
・良い所よりも、悪い所に注目した
指摘が多い
・未来についても、不安の要素を
一方的に指摘してくる
4:積極的で建設的
・一緒に、あるいは自分以上に
喜んでくれる。
・興味をもって多くの質問を
してくれる
以上が、4つのパターンです。
◇どの反応パターンが良いのか?
さて、4つのパターンをご紹介しましたが、
どのパターンが温かなパートナーシップに
有効化だとおもいますか?
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ご紹介した研究では、
4:積極的で建設的
のようです。
パターンは、4つあるけれど、
温かな関係にはおススメなのは
ひとつだけなので、やることは
明確になりますね!
◇注意したいこと!
以上のように、やることはシンプルですが、
注意したいことがあります。
それは、
「慣れ」
です。
ILPTベーシックセミナーでもお伝えしておりますが、
相手に対する好奇心は、つき合っている時間が長く
なってくると減少しがちになります。
恋愛が始まった初期には、「自然」と
「積極的で建設的な」反応で一緒に時間を
過ごせていきます。
しかし…
時間の経過とともに、特に3年が
経過したころには、好奇心が少なく
なりやすいとも言われています。
そうならないために、
日常のちょっとした喜びのシェアタイムで
「リアクション大魔王」になり
・積極的に反応し、
・良い所に注目した
・建設的は発言を
意識していただければと思います。
この観点は、普段の臨床にも
意識していきたいですね。
◇まとめ
パートナーシップは
お互いの反応の仕方で、
温かくも冷たくもなっていきます。
温かな関係を維持していくために
特に、良い出来事があったときの
相手の発言、そしてその内容に
100%集中して、
積極的で
建設的な
反応ができるように一緒に学びを
深めていきましょう!
すべての人々のハッピーのために。
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聞きたいことや感想は、気軽にメールでどうぞ。
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参考論文 :Gable, Shelly L., et al. “What do you do when things go right? The intrapersonal and interpersonal benefits of sharing positive events.” Journal of personality and social psychology 87.2 (2004): 228.
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対話的腰痛アプローチ
Interactive Low back Pain Technology(ILPT)
主宰 赤羽秀徳
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