【ILPT便り】第180回『「許す」ことにより得られる〇〇とは?』

―●○ILPT主宰 赤羽秀徳 のコラム○●―

今、許せない人っていますか?


 

 

 
もし、いるとしたらそれは、
どの位の期間、続いていますか?
 

 

 
・ 
 
どんなことが許せないですか?
 

 

 

 
と、突然、
「許せない」という
話題ではじまりました。
 
人間関係は、複雑なので
いろいろなことが起こり、
いろいろなことでストレスを
感じることがあるかと思います。
 
今回のILPT便りは、
「〇○を許す」
ということについて
一緒に考えていきましょう!
 

 
◇そもそも「許したい」ですか?
 

 
さて、
ここで改めて最も
大切なことを
確認しましょう!
 
(もし、
許せない人がいる場合の話
には、なりますが…)
 
それは、
 
そもそも、
その人のことを
「許したい」ですか?
 
ということです。
 

 
・ 
 

 
私の経験では、
本当に許せないと
思っているときは、

相手に変わってほしい、
相手が〇〇してくれたら、
自分の考えが変わるから

自分は変わる必要がない
と思っていることが
多かったと思います。
 

 
・ 
 

 
あなたはいかがですか?
 

 

 

 
別の言い方をすると、
 
「自分は正しい、相手が間違っている」
 
という考え方。
 
この考え方は、
選択理論心理学の
「外的コントロール」の考え方の
内の一つとなります。
 
ここで、3つを紹介しておきます。
 
1、人は動機付けは外側から
 
2.相手は変えられる
 
3.自分は正しい。相手は間違っている
  (相手を正すことは正しい)
 
この信条のままでいると、
不幸に感じることが多くなる
とされています。
 

◇まず、断言する


 
以上のようなことを考えると、
 
「許せない」と思ったときに
何をしたらいいか浮かんできましか?
 

 

 

 
私の提案としては、
 

 

 

 
まず、
 
「許す」と断言する!
 
すると、その許せない出来事の
見方が変わってくる可能性が
大きくなるでしょう!
 
「許す」と何回か言っていると

自分にも非はなかったのかな?
相手ばかり責められないのかな?
 
と思えるようになるでしょう。
(理想的きには)
 
もし、
 
何回か言ってみても実感
できないときには、
紙に書いてみるのもおススメです。

 

◇許すことのメリット


 
ここで、なぜ「許した」方がよいのか
別の観点で見てみましょう。
 
次のような例えがあります!

「許さない」ということは、
背中にリュックサックを
ずっと背負っている状態に、
似ていると言われます。
 
例えば、空港に到着しても
荷物を預けず、ずっと背負って
いる状態。 

これは、辛そうですよね。
 
もう一つ観点は、

許せない人に
頭の中が支配されている状態。
 
気づくと、その人のことを
いつも、考えてしまう。
できれば、忘れたいのに…。
 
もし、
 
思い出して、そこで、
「許せない」と再度思った
としても、そんな自分も
「許す」
 
ここがポイント!
 
【自分のことを許す】
 
「あ!また、許せない自分がいる」
 
でも、
 
私は、「許すって断言した」から
まずは、そのまま受け止めて
これは、すでに「許したこと」
と言って川に流すイメージ。

 

◇腰痛治療への応用


 
このようなやり方は、
腰痛治療にも活かせます。
 
腰痛を完璧に消すと思って
いると、腰痛を感じたときに
不必要に落ち込んでしまうかも
しれません。
 
完璧に消すというよりは、
腰痛を感じたときに、
まずは、そのまま受け止めて
 
「今、腰痛を感じている自分がいる。

 自分が今できることを
 やってみよう
 
 きっと何か楽にできる
 方法があるはず!
 
 きっと良くなる」
 
とイメージした方が
良くなるといわれています。
 
この様な思考は、
合理的思考を言われています。

 

◇本日のまとめ


 
今回、許すというこを
考えてみましたが、
「許す」ことは、簡単ではなく
難しいことだと思います。
 
でも、
 
不可能なことではありません。

方法は必ずあります。 

そして、許すことは
自分にも有益であることは
間違いないでしょう!
 
是非、できることから
良かったら取り組んで
みていただけたらと思います。
 
すべての人々のハッピーのために。
 
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対話的腰痛アプローチ 
Interactive Low back Pain Technology(ILPT) 
主宰 赤羽秀徳 
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