–●○ ILPT主宰 赤羽秀徳 ○●–
◇感情のコントロール
感情のコントロール……、
・・
・・
〇最近、自分なりにうまくいっていると感じていますか?
・・
・・
〇何か心がけていることはありますか?
・・
・・
さて、今回のILPT便りでは、
怒りなどの感情をコントロールする方法について
一緒に考えていきたいと思います。
タイトルは、
『 感情を出す V.S. 感情を伝える 』
です。
すでにILPTセミナーやコースに
参加されている方は
お伝えした方法を
実践されているとは思いますが、
改めて振り返っていきましょう?
…
先日あるテレビ番組で
(前回もテレビ番組からでしたが…)
私には、なるほど!と思えた
感情のコントロール方法が
紹介されていましたので、
みなさんにもご紹介していきたいと
思います。
◇感情を「出す」のではなく「伝える」
番組ゲストの心理学の先生が
紹介していた方法は
ズバリ!
感情を「出す」のではなく「伝える」
という内容でした。
素直になるほど、と思えました。
シンプルですけど、
この一つの方法から
いろいろなことが連想されました。
みなさんは、
いかがですか?
感情を「出す」のではなく「伝える」
と聞いて、今の自分にヒントに
なりそうなことはありますか?
…
◇感情を出したくなる時
具体的に考えるために、
喧嘩してしまっている場面を
考えてみましょう。
いろいろな
理由で喧嘩になるとは
思いますが、
<怒り>が溜まって爆発する
ことってありませんか?
…
では、
なぜ<怒り>が
溜まってしまうでしょうか?
・・
・・
・・
これも、答えはシンプル。
…
それは、・・・
・本当は言いたかったのに、言えていない
つまり、
本当の感情を伝えたかったのに
後回しにしてきたから。
そして、
・溜まってくる
と、さらに
言いにくくなってしまい、
本当の感情が伝えにくくなって
しまう。
そうすると、
溜まってしまっているので
感情を出すときには、勢いがついてしまい、
感情を「伝える」ではなく
「出す」になってしまうでしょう。
(これも、番組で解説されていました)
◇冷静に考えると
みなさんの経験で
怒ってしまって
後悔することって
ありませんか?
普通に自分の
感情を伝えていれば
良かっただけ
なのにと、反省したことなど。
冷静に考えてみると
怒る必要はなかったのに
という
こともあるかもしれません。
伝えるのに
何か<恐れ>があったり、
何かを<許して>いなかったりして
不必要なブレーキ(つまり)
があって、
1歩踏み出せなかったのかも
しれませんね。
◇I message
コースでもお伝えしていますが、
コーチングのスキルの一つ
「承認」のなかの具体的な方法として
You message
ではなく
I message
を
使いましょう、
というのがあります。
You message
だと
評価していることになり
縦の関係になりやすい
とされています
I message
では、
自分の気持ち、考えを
伝えることになるので、
横の関係になりやすく
伝えやすいですね。
◇言ってくれたらやったのに
私生活や仕事で
相手は、このくらいのことは
気づいてくれてもいいのに、と
思うことはあると思います。
実は、それは、
自分の勝手な期待かもしれません。
相手は全然悪気はなく単に気づかなかっただけ。
その知覚の違いや自分が期待していることを
長期間溜めずにこまめに
I messageで
伝えていったら
怒りが爆発することは
かなり減らせると思いませんか?
ポイントは、
こまめに、I message です。
◇「怒り」の理由を素直に
今回は、
『 感情を出す V.S. 感情を伝える 』という
タイトルで、
怒りを例に、
感情のコントロールについて
考えてみました。
怒りを感じること自体は、悪いことではありません。
怒りを感じた理由を
・こまめに
そして、
・素直に
「伝えて」いきませんか?
不必要な痛みを感じないため、そして、
すべての人々のハッピーのために。
IAIR認定アドバンスインストラクター
複合的腰痛アプローチ
IAIR Low back Pain Technology(ILPT)
主宰 赤羽秀徳