こんにちは。赤羽秀徳です。
私事ですが、
最近、街で車を見ると
その車のヘッドライトを
よく観察するようになりました。
半年ほど前のある日
自分の車のヘッドライトを
いつもより、丁寧に磨いた
のが きっかけ だと思います。
ヘッドライトって
同じ車でも、輝きが違ったり、
最近は、形もスリムで
かっこ良かったり、
観察していると多種多様な
ことが良く分かります。
その他、
最近急に、観察するように
なったことは、
大きな樹木の根元付近から
突然横にちょこっと出ている
小枝です。
きっかけは、
今年の春、諏訪の実家に行った時、
久しぶりに庭木を剪定したのが、
きっかけでした。
…
さて、
皆さんは、いかがでしょうか?
私の二つの例のようなことは
ありませんか?
・今まで、気にならなかったものが
あるときから急に気になるように
なったという経験。
◆見たいたいものを見ている
私たちは、
現実の世界で起こっていることを
主として、五感を通して
インプットしていますが、
全てを知覚(認識)しているわけでは
ありませんね。
例えば、
電車や飛行機の中で、
読書をしているとき、、
熱中していると
本来聞こえているはずの
音も気づいていないと思います。
本を読み終わったときに、
突然、その大きな音が
気になるかもしれません。
あるいは、
子供が生まれて
ベビーカーを使うようになると
ベビーカーを使っている人の
多さが急に気になり始めたと
いう話も聞いたことがあります。
◆ 知覚と上質世界の関係
先ほども言いましたが、
その時、聞きたいもの、見たいもの
が聞こえたり、見えたりしている
と言えますね。
つまりは、
知覚できているのは、その時の
上質世界(願望)が反映していると
言えるでしょう。
度々登場する
「上質世界」(願望)
一度、復習しておきましょう。
上質世界(願望)は、
自分の人生をより上質に
してくれると思う
・人
・状況
・物
・信条
などでしたね。
私は、
・車のヘッドライト
・樹木の小枝
が、ある時から
上質世界(願望)に貼り付けられた
といえるでしょう。
◆ 臨床で考えると
以上のように、
「上質世界に入っているものが
知覚されやすい」
という脳の特性を考えると
臨床で、
・体の変化に気づけない方
・情報を伝えても忘れやすい方
などは、
そもそも、
・体 のこと
・その 情報 のこと
などが
その方の
上質世界に入っていないので、
知覚されず、
気づかなかったり、
伝わらず、
記憶にも残りにくい
と考えると
スッキリしませんか?
単に、
「覚えておいて下さいね!」
「あとでまた確認しますから~」
などとお伝えしても
その時、そのことが、
その人の上質世界に入っていなかったら
響かないというわけです。
シンプルに言うと
その人は、その時、
そのことに、興味、関心、
が無かっただけ。。。
ということですね。
◆ やっぱり、上質世界の確認ですね!
以上のように考えると、
臨床では、
毎回の関わりの中で、
その時、その方が望んでいること
興味、関心があること
つまりは、
上質世界をきちんと確認しながら
その時間を共有していくことが
改めて、肝要ですね。
・やる気の源は、上質世界 とお伝えしましたが、
・気づきの源も、上質世界 と言えそうです。
奥が深いです。
「上質世界」(願望)
私生活、臨床で
いままで以上に意識してみては
いかがでしょうか?
すべての人々のハッピーのために。
IAIR認定アドバンスインストラクター
複合的腰痛アプローチ
IAIR Low back Pain Technology(ILPT)
主宰 赤羽秀徳
追伸:
コーチングでは、
ラポールの形成が大切といわれますが、
選択理論心理学で考えると、
その人の上質世界に入れてもらうこと
と言えるでしょう。
関わる人が上質世界に入っていなかったら
その人からの情報は、響かず、伝わらないでしょう。
例)好きな先生の授業は、よく覚えられる!