
こんにちは。赤羽秀徳です。
「直感を信じてやってみたらうまくいった!」
「なんか、虫の知らせがあったんだ!」
など、
最近、直感を信じて決断したことはありますか?
実は、この直感。
人類が生き残りをかけて進化させてきた
大切な「知覚システム」とのこと。
自分で意識できていなくても、
8割の決断は、直感にゆだねて
いるようです。
そんな直感のことを、より知ると
脳の声でもある、「直感」を
さらに有効に活用でるでしょう。
ということで、今回は、
人生に必須の「直感」について
一緒に確認していきましょう。
日々の生活もより楽しくなりそうですよ!
◇直観と思考の違い
改めて、
「直観」を調べてみると
ウィキペディアでは、
「直感とは感覚的に物事を感じとることで、
勘(で答える)のような日常会話での用語を指す」
デジタル大辞泉では、
「推理・考察などによるのでなく、
感覚によって物事をとらえること」
とされています。
(*直感と似た言葉で、
「ひらめき」がありますが、厳密にいうと、
「直感」と「ひらめき」は、
脳の働く部位が異なるようです)
一方、
「思考」は、
ウィキペディアでは、
「思考は、考えや思いを
巡らせる行動であり、
結論を導き出すなど
何かしら一定の状態に
達しようとする過程において、
筋道や方法など模索する
精神の活動である」
と何やら難しいことが
書かれていますね、
デジタル大辞泉では、
「考えること。
経験や知識をもとに
あれこれと頭を働かせること」
とされています。
以上をシンプルに
まとめると、
=========
直感は、 感覚
思考は、(精神・脳の)活動
=========
といえるかと思います。
(厳密ではありませんが…)
◇あらかじめ決定された正解はあるのか?
さて、
私たちは、
日常生活や臨床場面などで
さまざま場面でに出くわし
物事を“判断”することが、
求められると思います。
その時、
「直感」と「思考」をどのように
使い分けたらいいのでしょうか?
あなたは、
何か基準を設けていますか?
気づかないうちに
自分なりの基準を設けて
いることがあるかもしれません。
・
・
ILPTでは、7つのコンセプトがありますが、
「その1」である、
「あきらめを希望に変える」の観点から
みてみましょう。
ここで、一つ例題です。(あくまで例題です)
==========
あなたのカラダに感染部位が
発見されました。
↓
感染を抑えられれば、
完治の可能性はある
↓
しかし、病変は広範囲に広がり
治療は不可能
↓
方法はない
===========
という「思考」。
これは、
「あきらめ」てしまっている
状態ですね。
しかし、
ここで、
あきらめを希望に変えて、
===========
「治療をしなくても
治せる方法はある」
「きっと何か別の方法がある」
===========
と信じて、
あらゆる角度から
その“可能性”を探り続けると
「直感」が働き
治療ではなく
自己免疫力、自己治癒力を高めるなど
治癒が促進され
完治する方法が
見つかるかもしれません。
ここでのポイントは
===========
きっと答えは他にもある
という“可能性”を信じて
「創造性」を発揮しようと
いう考え方です。
===========
例えば、腰痛治療では
・ここが固いから痛みが出ている。
だからほぐせばいい。
・画像上ここが狭いから
痛みの原因である。
など、正解は、治療者側が持っている
という思考は、
「思い込み」を生み出し、
相手への好奇心が減り
傾聴しなくなって
「直感」という感覚を
【鈍くしてしまう】ので
注意が必要です。
◇「五感の感度」を磨きたいですね!
私たちの思考や感覚も日々
変化しています。
患者さんも誰一人として
同じ物語の方はいないでしょう。
もちろん、
日々あまり変わらない面もありますが。
そのように
常に、変化し続けている
ということとを前提に
・日々感覚を研ぎ澄ませて
生活、仕事をしていること
・言葉以外の非言語メッセージにも
アンテナをはりなからたくさんの
情報をキャッチしてくこと
さらに、
・自分のこと、そして、相手のことを
「素直に感じられる」状態でいること
により
「創造性豊かな直感力」が養われ
るでしょう。
その結果、
“本当の答え”にだどりつける
でしょう。
最後に嬉しいお知らせです。
直感力は、年を重ねるば重ねるほと
高まるのです!!
◇本日のまとめ
私たちが行っている8割は直感に
よるものだといわれています。
この「直感」は、驚異の「知覚システム」
でもありますが、適切に使っていないと
錆びていってしまいます。
まずは、こころを穏やかにして、
【五感を使って知覚】する時間を
意識してみてくください。
意外に努力は、必要ですが、
さらに、脳がスッキリしてきますので、
良かったら是非!
世界平和に向けて、できることからまず一歩。
すべての人々の素敵な笑顔のために。