【ILPT便り】第176回『 なぜ、好きな音楽を繰り返し聴くのか?』

突然ですが、質問です。
 
同じ映画を2回、3回観たことはありませんか? 

同じ音楽を10回、20回と聴いていませんか?
 
同じ本を何回も読んだことは?
 
など
 
もしかしたら、その他にも無意識に
あることを複数回行っていることが
あると思います。
 
一方
 
繰り返さず一回だけということもあるでしょう。


 

 

 
つまり、習慣にならない。
 


 

 
 
それは、しった だけで してない
 
あるいは、
 
決めた けど やってない
 
ことかもしれません。
 

 

 

 しってる(知識)
 
  と 

 してる(実践)
 

 

 
 
 決める(決断)
 
  と
  
 してる(実践)
 

 

 
 
この違い、普段意識してますか?
 
この違いを自分で気づけると行動が
大きく変わるでしょう!
 
今回は、
 
しってる(知識)
 
  と 

してる(実践)
 
について、改めて確認していきましょう。

◇理解していてもできないことは?

身の回りには知っていてもできないことは
沢山あります。
 
例えば、自転車に乗ること。
 
自転車の構造を理解して駆動の仕方を
教わったとしても、
実践してみないことには当然
乗れるようにはなりません。
 
他には、野球や剣道などの素振り。
 
これも、
 
書籍でポイントを理解しただけでは
上達しません。
 
何回も何回も
手に豆ができるほど、繰り返し素振りを
していきます。
 
(私も野球をやっていたので経験がありますが、
手に“豆”ができても、頑張ってましたね。
しかし、痛かったです。。改めて。)
 
あとは、漢字。
 
子供のころは、1つの漢字を覚えるのに
繰り返し書くという練習をしたと思います。
 
以上のように、
 
しってる(知識)
 
 と 

してる(実践)
 
のは、
分けて考えていくのが良さそうですね。
そこには、大きな差(階段)があります。
 

◇どのように克服したのか?
 

しってる(知識)
 
 と 

してる(実践)
 
に変えていくときに重要で
共通しているのは
 
 「小さな成功体験」
 
とされています。
 
これは、いろいろな学びの場面で
聞くことばです。
 
学習熟でも、初めは、
優しい問題から取り組んでいきます。
 
腰痛の治療としても重要とされています。
 
 「小さな成功体験」 
 
ということは、当然、反復 
していくということです。
 

 
1、2
 
1、2、3
 
1、2、3、4、
 
という感じに繰り返していくとうこと。
 

 

 

 

 
ではなくて、
 

 
1、2
 
1、2、3
 
1、2、3、4、

という感じの反復学習ですね。
 
反復学習の中での「小さな成功体験」により
ひとは、成長していくでしょう。
 
その成長により
 
==============
【同じ】情報、【同じ】景色でも受け取る
印象や事柄が変わってきます!
==============
 
ここがポイント。
 
だから、
 
同じ映画を見てさらに感動したり、
 
同じ音楽を聴いて、突然あることを閃いたり、
 
同じ本を読んで、改めて気づいたり。
 
100冊の本を読みあさるよりも
100冊の本の中から、今の
=============
自分に最も響く本を【1冊】探す
=============
 
その本を “100回” 読んだら…


◇前提の再確認
 

もし、
 
しってる(知識)
 
  を

してる(実践)
 
にしようとするときに、
 
つまり、
 
実践しようとするときに、不安を感じて
一歩を踏み出せないとしたら、
確認してほしいことがあります。
 
その一つは、
 
「前提」
 
です。
 
どのような前提かというと、

============= 
100%成功しなければいけない
=============
 
という前提。
 
この前提が強すぎると
失敗することを恐れすぎて、
初めの一歩を踏み出せなく
なってしまうでしょう。
 
当然、他人に迷惑をかけるのは良くないので
しっかりできる範囲で準備をすることは
大切なことです。
 
それでも、人は予期せぬ失敗をするものです。
 
やってみて振り返り、次回は、
改善、修正をしてクオリティーを
挙げていく。

とにかく実践してリアルな経験を
積み上げることが必須になるでしょう。

◇まとめ

改めて、
 
 しってる(知識)
 
  と 

 してる(実践)
 
は、いかがでしょうか?
 
もっと、実践してみたいこと
反復してみたいことはありますか?
 
不安はあるけど、
まずできる範囲でやってみる。

多少の痛みを感じるかもしれないけど、
まず、勇気を出してやってみる。
 
そして、
 
それを繰り返しているうちに、
感じるもの、見えるもの
受け取る印象がどんどん
変わっていくでしょう。
 
自分がワクワクして楽しいと
感じることを見つけて、
繰り返してみてはいかがでしょうか?
 
すべての人々のハッピーのために。是非。  
 
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対話的腰痛アプローチ 
Interactive Low back Pain Technology(ILPT) 
主宰 赤羽秀徳 
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