ILPTベーシックや
ILPTアドバンスのワークの中で、
次のようなことが時々あります。
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「では、“アドバイス”はしないようにして
“質問”をして、ロールプレイをしてみましょう!」
と確認してから
数分のロールプレイをした後、
振り返って頂くと、
参加者が、
「あれ!!
“アドバイス”してしまいましたね」
と
気づく。
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自分では、していないつもりでも
振り返ってみると、
したくないと思っていたこを
してしまっていること。
そんな経験ありませんか?
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ILPTベーシックでもお伝えしていきますが、
相手がもっている答えを知るために、
質問し傾聴しながら答えを見出していくことが
理想とされております。
“アドバイス”についての深い学びは、
ILPTアドバンスでも行っておりますが、
今回は、
いままで、ILPTアドバンスでも
お伝えしていなかった
“アドバイス”の弊害・危険性
について、改めて考えていきたいと思います。
◇アドバイスは、「〇○」と受け取られる危険がある!
早速結論からです。
ずばり、結論は、
“アドバイス”は、
【批判】と
受け取られる危険がある!
ということです。
当然、全ての場合ではありませんが、
相手との信頼関係が十分に
形成されていない状況では、
その危険がより大きくなる
と感じています。
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アドバイスをする時の注意としては、
相手がNOと言える雰囲気をつくることが
大切だといわれています。
その雰囲気が無いと
「私がが正しくて
あなたのやり方は間違っているから
私の提案する方法をやりなさい!」
というように
批判の要素を含んで
受けとられてしまう
危険があるでしょう。
◇ 人間関係を壊す七つの習慣
すでに、ILPTアドバンス受けた方は、
復習ですが、
選択理論心理学の
「人間関係を壊す七つの習慣」には、
・批判する
・責める
・罰する
・文句を言う
・ガミガミ言う
・脅す
・褒美で釣る
がありました(あります)
これらのことをしていると
人間関係が破壊されていく
というものです。
この中にある
【批判する】
は、
7つの習慣のなかでも
特に意識して注意することが
必要とされています。
◇使ってしまうこともあると思いますが
先の例のように
アドバイスをしようとは
思ったいなくても
気づいたら
している!
ということもあるかと思います。
大切なことは、
自分の一言一言に 気づける こと
そのために、
ロールプレイ練習を通して
あるいは、
日々の生活の中で
ゆとりを持ち
自分と対話できる時間を
確保することが理想
ではないかと思います。
一番大切な自分
その自分との対話の
時間を作り
自分を大切にする時間
を作っていくことで、
“気づける自分”に
なっていくと感じます。
◇まとめ
“アドバイス”の背後には、
批判
というメッセージが含めれて
しまう危険がある
ことをお伝えしてきました。
何気ない一言で
相手が不快に感じてしまうのは
避けたいですよね。
今の自分が
アドバイスしているのか?
質問しているのか?
情報提供しているのか?
その三つの観点を
吟味しながら
コミュニケーションを
とって頂くと
不必要な痛みを伴うことが
減らせると思います。
是非。
すべての人々のハッピーのために。
引用文献:「ラジオ!幸せを育む素敵な人間関係」
宇都宮 民・愛媛選択理論研究会 著 より
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IAIR認定アドバンスインストラクター
複合的腰痛アプローチ
IAIR Low back Pain Technology(ILPT)
主宰 赤羽秀徳
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追伸:
今のあなたは、
「自分との対話」の時間、
一日どのくらいありそうですか?
複合的・対話的腰痛アプローチ
ILPTベーシック&アドバンスでは、より詳細にお伝えしております↓
https://iairjapan.jp/backpain