質問です!!
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自分がより楽しさを感じるため、
あるいは、
笑顔で過ごせる時間が増えるために
最近、どんな工夫をされていますか?
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何かを楽しむ時には
自分なりの工夫をしたり
自分が楽しくなる方法を
知っていると便利ですよね。
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今回は、そんな楽しむための
工夫をリハビリの場面を参考に
考えてみました。
◇リハビリでやっている楽しむ工夫
我々療法士は、
患者さんや利用者さんの
問題点を解決したり
QOLを高めるために
・仮説検証
・目標設定
・プログラム変更
・個別、集団アプローチ
などを行っていると思います。
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ふと思ったのですが、
普段行っている
この過程の中に「楽しみ」の要素
患者さん、利用者さんが
「笑顔になれる」要素
があることの改めて気づきました。
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それいは、
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・仮説を立てて、検証する
・目標を設定して、その達成具合を振り返る
・結果が望ましくなければ、別のアプローチで試す
・一対一で励まされながら、
あるいは、仲間と一緒に同じプログラムをする
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などですね。
◇リハビリをつまらなくするとしたら
上記のことをわかりやすくするために
楽しくない方法をあえてあげてみます。
・仮説を立てず
→ 単に再評価
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・目標を立てず
→ たんたんと達成具合だけを確認
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・結果を一緒に振り返ることなく、
→ 複数のアプローチをこなしていく
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・一対一では、励ますこともなく、
集団では、みなバラバラの体操をしている
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というような場面は
冷たく、楽しさや
笑顔も少なそうですよね。
◇選択理論心理学の復習・予習
では、これらのことを
ILPTアドバンスでお伝えしている
「選択理論心理学」で整理してみましょう!
すでに、アドバンスを受講されている方は、
復習として、これからの方は、
予習していきましょう。
テーマは、
「五つの基本的欲求」です!!
この
「五つの基本的欲求」が鍵です。
シンプルですが、とてもとても大切です!
なぜなら・・・
選択理論心理学によると、
「人は五つの基本的欲求を満たして、
良い気分(幸せ)を味わうために
行動している考えます」
とされているからです。
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人の【行動の目的】を説明している
大変重要な説明です。
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では、<5つの基本的欲求>
すでに、受講されている方は、
スラスラと5つ言えますか?
(ここで、下の答えをみずに
答えてみましょう!
そして、
普段それを、活かしているか
振り返ってみましょう)
1
2
3
4
5
・
・
はい、ありがとうございます。
・
・
<5つの基本的欲求>は!
1.生存の欲求:
⇒ 食べたい、寝たい、休みたい
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・
2.愛・所属の欲求:
⇒ 愛し愛されたい、仲間の一員でいたい
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3.力(承認)の欲求:
⇒ 認められたい、達成したい、人の役に立ちたい
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4.自由の欲求:
⇒ 自分のことは自分で決めたい、強制されたくない
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5.楽しみの欲求:
⇒ 自分の好むことをした、楽しみたい
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でした(です)
◇選択理論心理学に当てはめてみる
では、ここに、
先ほどの
・仮説検証
・目標設定
・プログラム変更
・個別、集団アプローチ
を当てはめてみましょう!!
*複数あてはまるのもありそうですが、
私の判断で最もあてはまるものを
考えてみました。
・仮説検証
→楽しみの欲求:
楽しみの欲求は、「好奇心、興味、関心」
もあります。
・目標設定
→達成感が味わえるので
「力の欲求」
・プログラム変更
→自由に選べるので
「自由の欲求」
・個別、集団アプローチ
→他人との関わりの中で行うので
「愛・所属の欲求」
等が満たされていくでしょう。
ここで、注意したいのは、
五つの基本的欲求の求める度合いは、
一人一人異なるということ
だから、
その方に会った【工夫】をしていきましょう!
ということ。
そして、
もし、自分が楽しくないと思ったときには、
自ら、創造性を発揮して【工夫】をしていく
ということ。
◇まとめ
ある人が楽しめるやり方も
他の方には合わないことも
あるかと思います。
そんな時に
「五つの基本的欲求」を
思いだし、
関わり方を【工夫】されることで、
笑顔がより増えると思います。
大切なのは、
「創造性を発揮して工夫しよう!」とすること
これは、自分自身にも言えることでしょう。
楽しくなるのを待つのではなく
自ら考え、工夫することで
楽しさが増えると思います。
その人なり、自分なりの工夫、創造性を!
是非。
すべての人々のハッピーのために。
引用文献:「ラジオ!幸せを育む素敵な人間関係」
宇都宮 民・愛媛選択理論研究会 著 より
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IAIR認定アドバンスインストラクター
複合的腰痛アプローチ
IAIR Low back Pain Technology(ILPT)
主宰 赤羽秀徳
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追伸:
自分が変えられること(今、現在(思考、行為))を、変えると、未来が変わる。
複合的・対話的腰痛アプローチ
ILPTベーシック&アドバンスでは、より詳細にお伝えしております↓
https://iairjapan.jp/backpain