「本日は、よろしくお願いします」
あるいは、
「本日も、よろしくお願いします」
・
・
・
これは、
私が患者さんにお会いしたときの
挨拶で発する言葉です。
特に、普通ですよね。。。
言葉にすると。
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・
しかし、
その言葉に、どのような【想い】
が込められているかは、
人それぞれだと思います。
・
・
あなたが、もし、私と同じように
「本日もよろしくお願いします」と
いう言葉を使っているとしたら、
どのような【想い】を込めていますか?
・
・
私は・・・
・
・
是非、一緒により良い解決方法を
【一緒】に「考えて」いきましょう。
そして、是非、しっかり
ご自身の身心を「感じながら」
進めていきましょう!
という【想い】を込めています。
・「考えて」
・「感じる」
ことで、今の状況のなかで、
より効果的なセルフマネジメントができる部分を
共同作業で見つけて、作りあげていきたい。
これは、急性、慢性関係なく
コミュニケーションがとれる
ほぼ全ての患者さんに
共通していると思います。
◇セルフマネジメントのメリット
なぜ、
・「考えて」
・「感じる」
ことをしてほしいのか?
・
・
これは、ILPTベーシックセミナーでも
お伝えしていますが、
非特異的腰痛の例では、
「自ら積極的に治そうというより、
むしろ受動的な治療が役立つという考え」
は、予後が悪い
とされておりますし、
そもそも、
その時点の身心の状況を作りだしているのは、
本人の生活習慣の中に原因がある場合が
多いからです。
・座位の時間が長かったり、
・腰が伸ばしにくい状況になっても
特別対処しなかったり、
・胃腸の不調を感じながら、飲酒量が多かったり
など。
「受動的な治療ではなく
能動的な治療に向けて
自ら積極的に取り組んでほしい
そのために、私たちが支援させていただく」
のが理想だと感じています。
◇本人は、セルフマネジメントを望んでいるか?
しかし・・・
ここで注意したいのは、
こちらが、
セルフマネジメントを主体に考えていても
本人にそのつもりがあるかないかは、
本人次第である、ということです。
そのために、まず問診にて、
受動的な治療を望んでいるのか
能動的な治療を望んでいるのか
を確認していきます。
このとき、
能動的な治療を望んでいるとの発言があったとしても
あまり【本気さ】か伝わってこないと感じた時には、
さらに、焦らず確認していきます。
その場面が、理学検査です。
理学検査の中で本人に
運動前後での変化に「気づいて」いただき、
感情の変化が起こったときに、
能動的な治療であるセルフマネジメント
に興味があるかを確認していきます。
ポイントは、
自分のからだが
自分で「変化が出せる」
あるいは、
受け身でも「変化で出る」
ということに
気づいていただく
ということ。
そして、
その時に、マネジメント方向性の確認をすること。
◇セルフマネジメントを要求しない
以前のわたしは、
治療中効果があった運動を
「では、これを自宅でやって下さいね」
「その方が、予後がよくなりますので」
などと一方的に押し付けていたと思います。
この関わり方は、場合によっては、
人間関係を破壊 するとされています。
要望
するのは、まだいいですが、
要求
は、しないほうがいいでしょう。
◇セルフマネジメントに向けた関わり方のコツ
患者さん、利用者さんの
身心の健康維持・増進に向けて、
対象者の状況にって可能であれば、
セルフマネジメントに向けて
関わっていきたいですね。
要求にならないように。
その時のコツは、
↓↓
その1)
・考え方
・使い方(主として体)
・整え方(体と脳)
の
・「理由」と「メリット」
をお伝えすること。
相手が、分かるように
様々な方向から、わかりやすい言葉、
丁寧に何回か、
「理由」と「メリット」を
お伝えしましょう。
一度では、理解されないことが
多いですよね。
相手は、専門家ではありませんから。
その2)
そこに向けて、
【本気度】がより高くなるように
問診、理学検査を進めるなかで、
感動の場面を作ること。
その結果、
「本気度をあげる」声かけをしなくても、
自然に相手の「本気度があがる」といいですね。
その3)
自ら望むような「支援」を心がけること。
上記とも関係しますが、
いつでも、支援の立場をわすれずに。
以上、その1)~3)を
私は、心がけています。
・
・
ILPTセミナーに参加された方は
すでに、聞いたことがある内容かと思いますが、
改めていかがでしょうか?
すでに、実践できていますか?
◇「やってもいいですか?」
患者さん、利用者さんから、
「コレ、自宅でもやっていいんですか?」
と、本気で質問されたら、
理想的な支援が出来ている指標だと思っております。
すべての人々のハッピーのために。
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IAIR認定アドバンスインストラクター
複合的腰痛アプローチ
IAIR Low back Pain Technology(ILPT)
主宰 赤羽秀徳
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追伸:
受動的な治療を使ったとしても、最終的な目標は、セルフマネジメントにしていきたいですね。可及的に。
複合的・対話的腰痛アプローチ
ILPTベーシック&アドバンスでは、より詳細にお伝えしております↓
https://iairjapan.jp/backpain