先日、お会いした方。
お会いして5秒後に次のような発言がありました。
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「男性も日傘を差したいですね!」
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かなり本気でそれを望んでいるようでした。
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酷暑の中、10分ほど日向を歩いて来た後にお会いしたので、
かなり全身汗だくの状態でした。
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【本当は、日傘を差したい】
しかし
【差していない】
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あなたは、いかがでしょうか?
「暑い日差しのもとで歩いていて、
日傘が差せたら嬉しいのにな~~」
って思ったことはありますか?
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私は、あります!!
そして、
その違いを“感じて”みました!!
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日傘を差すのと差さないのでは、
顔や上半身が感じる熱が体感で5倍ほど違いました。
驚くほど。
◇日傘を差さない理由は?
では、なぜ、
先ほどの男性は、日傘を差さなかったのでしょうか?
その答えは、男性がおっしゃっておりました。
「まだ差している人がいないから」
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つまり、「普通」になっていないから
抵抗があるということですよね。
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普通
になっていないから
恐れもあるでしょう。
そして、
普通
になっていないから、
<自分なりの条件>を設けて
あきらめているでしょう。
抵抗 や 恐れ は、
「恥ずかしい」 とか
「嫌われるのではないか」
などの思考から生まれるかと思います。
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その時には、
「自分はどうしたいか?」
ということは、だんだん考えなくなってしまうかもしれません。
つまり、
<条件をつけたり>など言い訳をし始めて、
焦点は、自分以外のところに向いている状態でしょう。
では、
条件を設けている、ということを
人間関係でみてみましょう
◇人間関係で条件を設けると
条件を設ける癖があると
だれかとの関係が上手くいかなくなったとき、
どのような発言が多くなるでしょう?
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部下との関係では、
「部下が〇〇してくれたら、・・するけど」
上司との関係では、
「上司が〇〇してくれたら、・・するけど」
などの発言が多くなると考えられます。
◇変えられるもの と 変えられないもの
そのようなときに、原点に戻りましょう!
変えられるものと変えられないもの
シンプルにいうと
変えられるのは、
・〇○
と
・現在
直接は、変えられないのは、
・他人
・環境
・過去
とされています。
初めの〇○に入るのは、
・自分
ですね。
…
ということで、
変えられるものに焦点を当てて、
きちんと責任もって舵をとっていきたいですね。
◇どんな「関係」を作りたいか?
そう考えると、
「部下が〇〇してくれたら、」
ではなくて
「自分はどうしたいか?」
↓つまり
「自分は、部下とどんな人間関係をつくりたいか?」
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「上司が〇〇してくれたら、」
ではなくて
「自分はどうしたいか?」
↓つまり
「自分は、上司とどんな人間関係をつくりたいか?」
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さらに、職場で考えると
「職場が〇○だから、(否定的な感じ)」
ではなくて
「自分はどうしたいか?」
↓つまり
「自分は、どんな職場にしたい」
以上のように
考えていくと、
変えられるものに焦点をあてた
考え方になりますね。
ちょっと補足すると
「他人」は変わりませんが、
「関係」は変わります。
いつも問題になるのは、
「他人」ではなくて
その人との
「関係」です。
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もう一度。
「他人」ではなくて
その人との
「関係」です。
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ついつい忘れてしまうこともあるかもしれませんので、
補足でした。
◇自分らしく生きるために
日傘を差したいか?
差したくないか?
本当は自分はどうしたか?
いつも、いつも、
自分に聞いてあげることで
表面的なところから出てくる“浅い願い”
ではなく、
“心の奥底”で感じる「本当の願い」に
気づけると思います。
そして・・・
その質問をし、答えを導き出すプロセスから、
患者さん、利用者さん自身が「本当の願い」に気づく支援のヒントが得られると思います。
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痛みをとりたい、
動けるようになりたい
「でも、・・・がね」
と
何かに恐れたり、
条件をつけてくるような言い訳をされたときでも、
その方が、「本当の願い」に気づくと
行動が飛躍的に変わることが期待できます。
「あなたは、本当はどうしたいですすか?」
すべての人々のハッピーのために。
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IAIR認定アドバンスインストラクター
複合的腰痛アプローチ
IAIR Low back Pain Technology(ILPT)
主宰 赤羽秀徳
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追伸:
「・・・があったら、幸せ」
「・・・が無くても、幸せ」
どっちの口癖の人と関わり続けたいですか?