【ILPT便り】第213回『 言い訳する人、しない人の差は、〇〇にあり! 』

こんにちは。赤羽です。
 
「言い訳する人」の対応で困っる
ことはありませんか?
 
逆に、

「言い訳せず」どうしてそこまで、
頑張るんですか!っと、驚くことは
ありませんか?

・言い訳する人、
・言い訳しないで頑張る人、
 
その違いをすっきり把握できたら
理想だと思いませんか?
 
その違いは、こちらがあることに
注目していくと、意外と早く把握
できることが多いものです。
 
今回は、

その注目ポイントを改めて一緒に
確認してみましょう! 
 

 
◇ひとの行動の源は?

 
 
まず、基本に戻りましょう。
 
すでに何回か触れていますが、
「ひとが行動」するときには「動機」
が必要です。
 
「動機」はその人がそのことに「関心」
をもっていれば、内側から自然に発生
してきます。
 
つまり、
 
他人に言われなくても、「関心」があり、
やってみたい!と思えば、
 
  【やる】
 
反対に、
 
「関心」がなく、やってみようと
思わなければ、
 
  【やらない】
 
シンプルですよね!!

でも、
 
このシンプルな原則を忘れてしまうと
どのような対応になるでしょうか? 
 
例えば、子育てでは、
 
・「今やらないとダメでしょ!」 
 
・「いつも、言い訳ばっかりなんだから」
 
・「つべこべ言わずやりなさい!」
 
等の対応になってしまうかもしれません。
   
臨床、夫婦関係など様々な場面で、
言い方も多様かと思いますが…。
 

 
◇「関心」に「関心」を持つ!

 
 
といことで、
 
言い訳をする人への対応のポイントは、
「関心」です。
 
その人が、今何に「関心」をもっている
かを、焦らず確認することです。
 
ちょっと変ないい方ですが、言い訳が
多い場合は、
 
【したくない】ことに「関心」があるので
できない理由が次から次へと【知覚】される
でしょう。
 
一方、
 
【やりたい】ことに「関心」があれば、
できるようになる方法が次々に【知覚】
されるでしょう。

我々は、

現実の世界から様々な情報をキャッチ
していますが、
 
ご存じのように、すべての情報を【知覚】
できているわけではありませんね。
  
その時、「関心」があり「欲して」いる
【情報】をキャッチできるような脳の
働きになっています。
 
そのお陰で、
 
情報が多過ぎて混乱してしまうことを
防いでくれています。
 
ありがたいですね。
 

 
◇腰痛で「関心」をもってほしいこと

 

例えば、
 
腰痛の患者さんで考えると
 
「重いものは持てない」という状況に関心
があり、今後も持てないと思い込んでいる
人は、
 
『持てない理由』をたくさん探すでしょうし、
必要以上に情報が得られてしまうでしょう。
 
だから、言い訳が多くなります。
 
一方

「何とか持てるようになる」という状況
に関心があり今後、今よりも持てるよう
になると思っている人は、
 
『持てるようになる方法』を探し始める
ので、今まで気づかなかった方法や新た
な情報が得られるでしょう。
 
だから、言い訳せず、どんどん頑張る
でしょう!
  
さて、
 
あなたが関わっている方は、どんなこと
に「関心」がありそうですか?
 

 
◇本日のまとめ

 

今回は、言い訳をする人
言い訳をせず頑張る人
 
の違いについて、是非知っておきたい
ポイントついてみてきました。

今回のポイントは、
 
・我々はすべての事を【知覚】してはいない
 
・「関心」があり自分が「欲して」いる
 ものを知覚する 
 
・まずは、何に「関心」を持っているか、
 どうなりたか、確認しましょう!
 
です。
 
ということで、改めて今関わっている方の
「関心」に「関心」を持ちませんか
 
すべての人々の素敵な笑顔のために。