【ILPT便り】第209回『 人の脳を借りて、らくらく思考整理!』

今、モヤモヤしていることありますか?
 
日々の仕事が忙しかったり、私生活も、
なかなかゆっくり時間がとれなかったり、
 
いろいろな悩みや考えることも多くなり、
【思考の整理】ができていないことは、
ありませんか?
 
あるいは、
 
患者さん、利用者さんでも、そんなお悩み
を抱えている方はいらしゃいませんか?
  
そんなときに、
どんなことをして、解決していますか? 
 
そして、
 
その方法は、上手くいっていますか?
 
もし、もうちょっと別の方法を知りたい!
というこであれば、今回紹介する方法が
役立つと思いますので、一緒に確認して
いきませんか?


◇思考整理の、初めの一歩!

 
 
早速、まずやっていただきたいことを
紹介します。
  
すでに、行っている方もいらっしゃる
と思いますが、
 
それは、
 
一度、考えていること、悩んでいることを
全部、全部、全~部『アウトプット』して
みるということです。
 
マインドマップ等を書かれている方は、
当たり前のようにやっているかもしれま
せんが…。
 
この方法は、洋服や本の整理法としても
テレビや書籍などで紹介されていますね。
 
断捨離とかで。
 
知ってはいるけど、実際やるとなると
ちょっと、面倒だなと思うこともあると
思います。 
 


◇正直、面倒だと思う方へ
 


そんな、当たり前の方法を聞いたところで、
ワクワクしてこないかもしれません。
 
そこで、改めて情報提供です。
 
実は、

自分で書き出すとなるとエネルギーが
必要なので、落ち込み度が強くやる気が
かなり少なくなっているケースでは、
 
注意が必要と言われています。
 
つまり、
 
このような時には、わかっていても、
自分では行動が起こせないのです。
 
そんな時に、おススメの方法があります!
 
それは、

優しい人にお願いして書記、兼、質問者
になってもらい、あなたの返答を
相手に書き出してもらう方法です。
 
逆に、
 
あなたが誰かの支援をするときには、
あなたが書記、兼、質問者をすれば
いいですね。
 
具体的には、
 
発言のキーワードを書き出して
いきます。
 
その時、
 
質問者の人の注意点は、文字通り

 ・傾聴
 
 ・承認
 
 ・質問 
 
を、徹底しましょう!
 
間違っても、自分の話を始めないよう
つまり、話しの【ハイジャック】を
しないようにご注意下さいませ。
 
これが、
 
やってみると、意外に我慢がいることに
気づくと思います。

忍耐。
 
傾聴とは、Active Listening。
能動的ながまんが必要になります!

 

◇スケーリングで現状チェック


 
さらに、
 
視覚的に分かりやすくするために
スケーリングとい方法もあります。
 
いろいろなパターンがありますが、
たえば【本気度】を確認したいとき、
 
横に

0-----------100

として、今の本気度は、
0が、「なし」100が「満点」だとすると
どの位ですか?
 
と質問する。

これは、
 
痛みの評価と似てますね。
 
あるいは、
 
誰かとあまり「仲よくない関係」
という場合には、

やや大きな○を書いて、その中に、
名前を書き、その○と○と線で結んで、
 
100点満点をすると今の関係は、
何点ですか?
 
と質問し、点数を線の上に記載していと、
客観的に捉えられるようになります。
 
ここで、質問です。
 
スケーリングで点数が出たら、次に
何を質問したくなりますか?
 
 ・
 
 ・
 
 ・
 
よくあるのは、
 
上質世界(願望)の確認です。(でしたね!)
 
「今の点数が何点になったらいいですか?」
 
「いつまでには、その点数にしたいですか?」
 
「その期限には、何か理由がありますか?」
 
など。
 
その出てきた答えのキーワードを、評価
せず、そのまま書き出して、さらに興味が
あるところを、掘り下げていきましょう。
 
 ★相手の興味に興味を持って。
 
もやもやしていた本人は、
そのキーワードを客観的に、眺めている
だけでも、思考は勝手に整理され、今後、
何をすればよいか見えてくることもよく
あります!
 

 
◇今後の課題が見つかること 

 

大切なのでは、
 
もの事をいろいろな方法から

・批判的に吟味してみて、
・自分の経験からも再検討して、
・その結果自分が「何をするか」が分かる

ことです。
 
つまり、今後の課題の設定です。
 
出てきた思考を全て分析するとなると
多くのエネルギーが必要にりますが、
「いまできること」
「いまやりたいこと」
 
が、見えてくると思考も整理でき、
動き出すことで安心感も高まります。
 


◇本日のまとめ


 
自分ひとりで、堂々めぐりをしたり、
面倒だと思う時、

あるいは、

患者さん利用者さんの状態を、
より深く理解するときに、

質問してもらいながら、あるいは、
自分が質問者になり、
 
書き出したり、いろいろなスケーリングを
用いて今後の計画を探ってみては
いかがでしょうか?
 
簡単に客観視できるので、
思考の整理がスムーズなります!

すべての人の素敵な笑顔のために。
 
 ・
 
 ・
 
聞きたいことや感想は、気軽にメールでどうぞ。

メール:office〇akahalabo.com (〇を@に置き換えてください)
 
****************** 
対話的腰痛アプローチ 
Interactive Low back Pain Technology(ILPT) 
主宰 赤羽 秀徳 
******************