赤羽です。
次のような言葉があります!
「有能な人間は、失敗から学ぶから有能なのである。
成功から学ぶものなど、たかが知れている」
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いかがでしょうか?
この考えに賛成ですか?反対ですか?
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私は、失敗からも、成功からも「学ぶ態度」が謙虚でよいかなと感じています。
あなたは、「失敗した時」のこころ構えとして、何か「決めている」ことありますか?
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臨床や日常で普通に感じる「成功」や「失敗」。
その向き合い方を自分の中で「決めて」おかないと、悩みが不必要に長引く事もありますが、予め「決めて」おくと、悩みすぎず、折角のチャンスを逃さないことにもなります。
ということで、改めて、「成功」や「失敗」について、腰痛治療の面も含めて確認していきましょう。
◇日常生活での成功と失敗
日々の臨床や私生活で、行動すると必ずその結果が出ます。
主には、
・よし、いいぞー
・やったラッキー!
・うまくいっているぞーー
というように「成功」する場合と
・あれれ!
・おかしいな?
・そんなはずでは…
・やっぱりやめようかな?
というように、「失敗」する場合に、
分けられるかと思います。
それは、予想通りのこともあれいば、まさか!と予想外のこともあるでしょう。
繰返しますが、行動すると必ず結果がでます。
◇成功した!と思ったときの心構え
まずは、成功した!と思ったときの心構えの例をみていきましょう。
成功しているときに、何も行動を変えず続けていると、飽きてくることはありませんか?
つまり、
モチベーションが無くなってきて、長続きしなくなってしまうこと。
人は、常に多少の変化があった方が、ワクワクすると言われております。
変化を起こすためには、現状を「評価」する必要があります。
成功した場合にも、
・どんなことがよかったのか?
・その成功によって、だれにメリットがあるのか?
・次回もっと良くするために、どんな改善ができるのか?
・この成功は、どんなことに応用できるのか?
など。
このなかで、特に強調しておきたいのは、「もっと」という言葉。
「知っている」と思わず、「知らないこともある」「答えは相手が持っている」と考え、「もっともっと」できることはないか!「もっともっと」改善できることはないかという思いで、現状を評価していくとモチベーションが保てるでしょう。
◇臨床での「成功」の応用
この考え方を腰痛改善などの治療で考えてみると、
「今、ある治療をしていて、そこそこ結果が出ているけど、
・どうして、結果が出たのかな?
・今考えていること以外に、何かあるかな?
・もっと効率的に もっと相手に喜んでもらえる治療法はないかな?
・他の治療と組み合わせたらどうかな?」
などと、考えられると思います。
◇失敗した!と思ったときのこころ構え
一方、
失敗した場合は、
・時には、「言い訳をし」
・他人や環境に責任をおしつけ
・自分の責任として考えないことも
あるかもしません。
しかし、
失敗した時も
・その中でも、うまくいった点は、どんなことか?
・障害になっていたことは、何か?
・その障害は、どうやって取り除けるのか?
・今後も挑戦するのか、辞めるのか?
と、評価していくと、成長につながるでしょう。
シンプルな言葉ですが、「失敗は成功のもと」です。
シンプルなものほど、強力です。
◇「失敗」の臨床での応用
この考え方を腰痛改善などの治療で考えてみると、
・なるほど、この運動をすると痛みが悪化するのか
・この姿勢をした後は、からだの動きがきつくなるのか
・このような気分で過ごしていると、痛みを感じることが多いんだ
ということが、分かった、
という症状の悪化要因の「気づき」につながります。
それに、気づけたら、そこを教訓に改善につなげていけますね。
ここで注意したいので、「いつも痛いです」と言っている場合。
よほど重篤なケース以外では、持続的に痛いのではなく、断続的に痛みを感じていることが良くあります。
いつも失敗してるのではなく、成功しているときもあるということです。
◇本日のまとめ
以上のように、成功しても失敗しても【思考停止】しなければ失敗という概念はなくなり、すべては成功の過程となり、成功も自体もより大きな成長につながります。
「これで大丈夫」ではなく常に次の準備を考え、今を取り組んでください。
更なる向上に興味、関心、好奇心をもち続けることで、
・モチベーションを維持でき、
・幸福感も満たされ、
・突然の危機にも対応できる能力が身につくでしょう!
良かったら是非、できることから実践してみてください。
すべての人の素敵な笑顔のために!
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対話的腰痛アプローチ
Interactive Low back Pain Technology(ILPT)
主宰 赤羽 秀徳
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