【ILPT便り】第179回『今の「悩み」「苦しみ」を手放すシンプルな方法とは?』 

突然ですが、いくつか質問です。
 
1:今まで、すごく「悩んだ」こと
 
あるいは、
 
今まで、すごく「苦しい」と感じたことは
どのようなことがあります?
 

 

 
・ 
 

2:それは、どうやって克服しましたか?
 

 

 

 
3:それは、今でも、続いていますか?

 

 

 

 
お考えいただきありがとうございますm(__)m 
 

 

 

 
 
きっと誰でも、「悩み」や「苦しみ」は、
長引かせたくないですよね。
 
できれが、あまり感じたくない
というのが本音かもしれません。
 
今回は、「悩み」や「苦しみ」で
不必要なストレスを感じないための
シンプルなひとつの方法を一緒に、
確認していきましょう。


◇「悩み」「苦しみ」は誰が生むもの?

さて、良く言われる言葉に
次のような言葉があります。

言葉にするとシンプルですが、
非常に大切なことに気づかせてくれて、
応用もきく大切な言葉だと
思っています。

それは、

 「事実はひとつ、解釈は無数」
 
という言葉。
 
私たちは、ある現実を、主として
5感を通してインプットしています。
 
そして、
 
自分の過去の経験に基づいて
 
評価したり、
解釈したり、
アドバンスしたり

する生き物だといわれています。
 
雨が降れば、「悪い」天気。
宿題をやらないのは、「悪い」こと
授業中騒ぐ子供は、「悪い」子供。
 
など。
 
さて、それは、本当か…。
 
事実は、
 
 雨が降る
 宿題をしない
 騒ぐ
 
ということ。
 
例えば、
 
宿題をしない、を考えてみると
宿題をしない、代わりに
何かに熱中していて、本人は、
すごく幸せを感じているかも
しれないですね。
 
でも、親の期待通りではない。
 
騒ぐというのも、
本人のなかでは、その時は、
それが最善の行動だと思って
騒いでいる。
 
そして、騒ぐことで本人は
幸せを感じている。

他人の欲求充足の邪魔をして
いるかもしれないけれど、
その時は、まだ本人は、
気づいていない。
 
とにかく、本人は幸せ。
 

 

 

 
というように、
事実は、ひとつでも、
立場が変われば、見方も
変わりそうですね。
 
そして、 
 
時間の経過や本人の価値観の変化、
視点、視野、視座の変化でも
変わっていきそうです。

ということは、

「悩み」「苦しみ」 
 
というものに対する
価値観や信条を
改めて考えてみると
何か変わりそうでは
ないでしょうか?

◇悩んだとき、困ったときに


例えば、こんな価値観はいかがでしょうか?
 
「悩み」「苦しみ」
 
というのは、
 
理想の自分に向かって
課題を見つけて、

その「悩み」や「苦しみ」を
乗り越えることができれば
成長につながる「有り難い」もの
 
である。
 
一言で言うと、
============
成長の“きっかけ”になるもの
============
という見方。
 
振り返ってみていかがですか?
 
最初に質問した、
 
・今まで、すごく「悩んだ」こと
 
あるいは、
 
・今まで、すごく「苦しい」と感じたこと
 
から、課題をみつけ、成長できたことは
ありませんか?
 
私は、
 
 臨床で失敗して苦しかったこと
 
 仕事の上手く進まず悩んだこと
 
 私生活の人間関係などで、
 
「悩んだ」こと「苦しい」と感じたこと
たくさんありますが、
そのことが、日々のさまざまな場面で
突然思いだされ、活かされていると
思うことは少なくありません。


◇今の対処法は効果的?


改めて、あなたはいかがですか?
 
今、「悩んで」いること
今、「苦しい」と感じいることに
どのように向かっていますか?
 
1.自分ができそうなことに
  注目してますか?
 
2.相手を批判したり、
  責めたりしていますか?
 
3.その他…
 
もし、相手を責めていると、
“自分に出来そうなこと”に、
気づきにくいと思います。
 
事実は、一つですが、
解釈は無数です。
 
「成長のきっかけ」
 
と考えたら、
 
「考え方」、「やり方」 

が今までと違ったものになるでしょう。
 
ドストエフスキーの言葉で
次のような言葉があります。

==================
『一般的にいって、苦しみと悩みは
偉大な自覚と深い心情の持ち主にとって
つねに必然的なものである』
==================

いかがですか? 
 
「常に必然的なもの」とのこと。
 
であれば、
 
「悩んでいる」「苦しんでいる」
そんな自分を責めますか?
そのまま受け入れますか?

そして、そのことで、
他人を責めますか?
 
もしも、
 
やる気が無い人であれば、
きっと悩みもないでしょう

やる気が無い人であれば、
きっと苦しみも少ないでしょう。
 
願望が低ければ、悩むことも
少ないでしょう。
 
しかし、
 
偉大な自覚と深い心情があれば、
 
「苦しみ」「悩み」は。
「常に必然なこと」
という信条でいられれば、
 
同じ事実でも、解釈が変わると思いませんか?

============
悩みの裏には、願望があります。
============

◇まとめ


人は、だれでも、楽に生きていたいと
思うでしょう。

しかし、
 
日々過ごしていると様々な事が
起きると思いませんか?
 
そんなときに、
 
そのことに対して、
不必要な「苦しみ」「悩み」を
生まないために、

常に必然的なものであるから、

============
成長の“きっかけ”になるもの
============
 
と捉えられたら、心もカラダも
よりスッキリすると思いませんか?
 
良かったら、是非。

 
すべての人々のハッピーのために。
 
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