【ILPT便り】第150回『 ピンチでも動じない自分でいるために!』

●○ILPT主宰 赤羽秀徳 のコラム○●―
 
最近体験した<ピンチ>って
どんなものがありますか?
 
仕事中や私生活でいかがでしょうか?
 

 


 
子どものこと
 
配偶者とのこと
 
親とのこと
 
家族全体のこと
 
 仕事の事務的なこと
 
 患者さんの治療に関すること
 
 患者さんからのクレーム
 
 上司からの突然の指示
 
など
 
ピンチは、
突然やってきたり、
突然気づいたりする
ことも多いかと思います
 

そんな突然の<ピンチ>にも、
動じず、冷静に対応できることって
理想だと思いませんか? 
 
そんな対処法を身に着けておくと
「自分との関係」
 そして、
「他人との関係」をより良くするのにも
役立つと思います。
 
 
そこで、
今回は、不必要な悩みを生まないために、
臨床、私生活でも役立つ
 
『 ピンチでも動じない自分でいるためのコツ』
 
について、改めて【シンプル】に考えてみましょう。


 
◇ピンチでも動じない自分でいるためコツは!


 
ピンチでも動じない自分でいるため鍵は、
 
ピンチをチャンスに変えるために
冷静に考える ことだと思います。
 

 

 

 
<冷静に考える>
 

 

 

 
言葉にするとシンプルです。
 

 

 

 
その為に、
 
1.中にためず、外に出す
 
2.活かせるものは何?

3.いつやるの?
 
の3つを意識することをおススメします。
 

 
◇中にためず、外に出す
 

外に出すいうのは、
良く言われていることではありますが、
書き出しみるということ。
 
ノートや紙に、ペンで書きだすのが良いでしょう。
 
書き出すのは、次の二つ。
 
★一つ目は、
 
ピンチではあるが、
達成できている部分、成長してきている部分
つまり、よい部分を考えていきます。
 
別の言い方をすると
自分や他人の<欲求充足>に
つながっていた部分は何か?
 
最低でも5つ、できれば10以上を
書き出してみましょう!

どんなにピンチでも、100%悪ということはないでしょう。
 

 

 
★二つ目は、
 
自分や、他人の<欲求充足の邪魔>になっていることは何か?
つまり、一言でいえば、悪影響ですね。
 
それを、思いつくだけ書き出してみましょう。
 
最低でも5つ、できれば10以上。
 
悪影響を書き出してはいるのですが、
その悪影響の言い方を変えていきます。
 
 
次に同じ場面になったら、
どうするか?
 
次は、どのような改善をしてみたいか?
を横に書いていきます。
 
過去は変えられませんので、
すぐ現在から未来向けて考えていきます。
 
 
これを書いている間に、
きっと、
こんな影響を与えたしまったのか
でも、次はこんなことを頑張ってみよう!
ということが確認できるでしょう。

 

それは、
自分や他人の欲求充足のお手伝い、支援になる要素を
見つけていることになります。


これが、「活かせるもの」になります!
 

◇いつやるの? 


 
では、最後に、
 
自分や他人の欲求充足の支援になる要素が見つかったら、
それをいつやるか決めましょう。
 
ここまでやると、脳は、
明確な成功イメージを思い描き、
より冷静になれるでしょう。
 
そして、それを記録し、
きちんと毎日その記録をみて
忘れないようにしていきます。
 
プランを決めないと
意識は、ピンチを感じた体験を
思い出してしまい、
また不快な感情になって
しまうでしょう。
 
 

◇ピンチ⇒チャンス

人生のすべての出来事には意味がある。
無駄なことはないとも言われています。
 
ピンチを感じても
必ずその時できることがあります。
 
過去と他人は変えられませんが、
 
今の自分の思考と行為は変えられます。
 
1.中にためず、外に出す(書きだす)
 
2.活かせるものは何かを考え

3.いつやるか【自分と約束】
 
という
ステップをふむことで、
 
ピンチでも動じない自分いやすくなると感じています。
 
良かったら、こんな方法もお試し下さい。
 
そして、相手の支援にもご利用下さい。

すべての人々のハッピーのために。 
  

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IAIR認定アドバンスインストラクター  
複合的腰痛アプローチ 
IAIR Low back Pain Technology(ILPT) 
主宰 赤羽秀徳
  
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追伸:

 「チャンスは、ピンチのふりをしてやってくる」 という言葉に最近響いています。
 
 
複合的・対話的腰痛アプローチ
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https://iairjapan.jp/backpain