【ILPT便り】第135回『 その“違和感”いつ、どうやって伝えてますか? 』 

自分が違和感を感じた時には、その場で伝えることの大切さを知りました!
 

 

 

 
これは、先日ILPTアドバンス3、そして
ILPTプラクティショナ―試験に合格された
KKさんが、試験後のアンケートに書いて下さった内容です。
 

 

 

 
あなたは、いかがですか?
 

 

 

人との関わりの中で、 
 
・意見が合わない。
 
・自分の価値観と違う。
 
・自分の考え方と異なる
 
・自分が期待している事と違う 
 

というよな場面で、
不快な「違和感」を感じたときに
 
 ・いつ
 
 ・どのように、
 
そのことを伝えると「決めて」いますか?
 
このことは、不必要なこころとカラダの痛みを
生まないために、重要なあり方になってくると
感じています。
 
是非、一緒に確認していきましょう。

 
◇その「違和感」いつ伝えるか?


 
改めて、質問です。
 
あなたの今までの経験で、すぐ違和感を伝えられた時と、
なかなか、言えずに過ごしてしまったときで、
その不快な「違和感」の程度に違いは、ありましたか?
 

 

 
私の経験では、
なかなか言いだせず、
数年言えなかったこともありました。
 
本当は言ったら楽になると思っていても、
言えずに過ごしていると
言わないことに対する「言い訳」が
出てきて、さらに言えなくなってきました。
 
しばらく、言わないでいると
言わない自分が正しくて、
相手が悪いと思ってもしまいました。
 

 

 
実際に、
  
 
勇気を出してそれまで言えなかったことを
伝えてみると、相手の答えは、意外に
あっさりしていることも良くありました。
 
自分一人が、悩ん過ぎていた感じでした。
 
 
勇気が必要ですね。

◇「正直に言って欲しい」を伝える

私自身、ILPTセミナーやコースでお伝えしていることがあります。 
 
それは、
 
もし、私の行動、考え、意見などに“違和感”を感じたら
なるべくその場で言ってほしい。

と。
 
一番つらいのは、
後から、直接ではなくて、
別の手段で伝わってくること。
 
他人を通してだったり、
SNSだったり。
 

そうすると、
表情や、口調などの
非言語メッセージは一切伝わらず、
 
文字情報だけでやり取りすることになり
本心が伝わりにくくなり、必要以上に
和解のためのエネルギーが必要となります。

◇言ってくれてありがとう!


 
先日あった、嬉しい経験は、
 
ある方から、
 
「その場では、言えなかったけど、
 本当は提案された方法に抵抗があったのです。
 
 私は、それはやりたくないです」
 
と伝えてきてくれた方がいらっしゃいました。

その時は、難しい内容ではなかったので、
一回のやり取りで、解決しました。
 
正直に言ってくれて、
心がスッとし、大変嬉しい経験でした。
 
“違和感”は感じませんでした。
 
本心を伝えていただくと、私は素直に嬉しいです。
 


◇鍵は、「私」のメッセージ


 
私の経験からも
お気づきかと思いますが、
 
伝えるときには、
 
自分の思い(I message)を伝えると
こころの距離も近づきやすいでしょう。
 
基本は、
 
 傾聴
 
 承認
 
 質問

 
です。
シンプルですが、奥は深いです。
 
相手の思いを良く聴いて
 
それを、まず受け入れ、
 
そのうえで、
必要であれば、自分の思いを伝えて
それについて、相手はどう思うか
確認するための

質問をする
 

 

 
最後は、質問でなく、 
 
提案(アドバイス)になっていることが
多いようです。
そこを、意識していくと
人生が変わるでしょう。


 
◇いつ、どうやって伝えますか?
 


人、それぞれの
 
考え方は、価値観は異なるものです。
 
大切な人との関わりの中で
“違和感”を感じ、
その“違和感”を解消する
必要があると思った時には、
 
 ・なるべく早期に、
 
 ・自分の想い(I message)
 
を伝えてみてはいかがでしょうか?
 
 
「私は、★★がいいと思いました。
〇〇さんはいかがですか?」など
 
優しい表情で。
 
  
すべての人々のハッピーのために。 

 
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IAIR認定アドバンスインストラクター  
複合的腰痛アプローチ 
IAIR Low back Pain Technology(ILPT) 
主宰 赤羽秀徳
  
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追伸:

 I message

ではなく
 
 You message を伝えていくと
 
 相手を評価していて、批判的に
 なりやすいですね。

 
複合的・対話的腰痛アプローチ
ILPTベーシック&アドバンスでは、より詳細にお伝えしております↓
 
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