【ILPT便り】第129回『 自分に親切でなくては、他人にそうあることはできません!』

自己愛

–●○ ILPT主宰 赤羽秀徳  ○●–

「自分に親切でなくては、他人にそうあることはできません」

この言葉は、ダライ・ラマ14世の言葉とされています。

先日、この言葉を、
ILPTアドバンスコース参加予定者、参加者限定の
フェイスブックページに投稿したところ、
多くの方から、

「ハッと気づかされたことがあった!」

「ちょうど、いいタイミングで決断できたことがありました」

「今日、自分が選択すべき行動が明確になりました!」

などの

大変嬉しい感想をいただきました。

ということで、

今回は、

【自分に親切】

ということについて、
改めて考えていきましょう。

【他人に親切】

したいですもんねm(__)m

 

◇日常生活で【自分に親切】にしているといえる行動は?

 

さて、

早速、振り返ってみましょう!

あなたが、
日常生活で【自分に親切】にしている
といえる行動は、
どんな行動があげられますか?

まずは、三つ挙げてみましょう

1.

2.

3.

と、急にいわれてすぐに言える方は、
素晴らしいです!
もう、この先読まなくていいですね( ´∀` )

もし、
【自分に親切】にしているといえる行動が、
すぐに挙げられなかった方も、
ゆっくり一緒に考えてみましょう。

そのために、
ちょっと、質問の仕方を変えますね!

 

◇次の行動、どのくらい丁寧にしてますか?

 

以下の、3つの行動を振り返り、
どの位【自分に親切】にしていると思いますか?

A : かなり親切にしている

B : ちょっと親切にしている

C : あまり親切にしていない

で判定をしてみましょう!

では、
日常生活に良くある行動で。

1.体を洗うこと

は、いかがでしょうか?

2.歯をみがくこと

は、いかがでしょうか?

3.食事をいただくこと

は、いかがでしょうか?

以上の3つの日常生活上の行動を
振り返っていただきましたが、
いかがでしたか?

【自分への親切度数】

 

◇私の【親切度数】

 

ここで、
参考になるかかわかりませんが、
私の経験をお話しいたします。

まず、

1、体を洗うこと

判定:C

理由:
考えことをしながら体を洗っている
ことが時々あり、体を洗ったかどうかも
わからなくなることがあるので。

セミナー会場でもこの話を時々しますが、
共感して下さる方もいらっしゃいます。

あなたは、いかがですか?

体を洗ったことを忘れたことは
ありませんか?

次に、

2.歯をみがくこと

これは、

判定:B

理由:

最近は、特に夜は、
二重課題にならないように、
鏡の前に立ち、
歯一本、一本に感謝しながら、
歯磨きに集中するように
習慣が変わっています。

以前は、何かしながらでしたが。

3.食事をいただくこと

判定:A

理由:

一言でいうと、
良く噛むようになりました。

ただ噛むだけでなく、
特に最近は、一つ一つの食材を
味わうように、丁寧に咀嚼し
自然に飲み込めるようになるまで
噛むように意識しています。

一人で食事をすると、
スマフォをみながらということも
ありましたが、今では、
その習慣はやめています。

ということで、
私の経験を紹介しました。

◇丁寧に自分の欲求を満たす

 

このように、改めて振り返っていくと
【自分に親切】にするということは、
何か、特別なことを始めるといことではなく

意識しないと「無意識」になってしまう活動を

・丁寧に

・感謝を込めて、

行っていくことだと感じますね。

当たり前のことを丁寧に!!

 当たり前のことこそ感謝して。

という感じです。

入浴時、体を洗うときに、

手を洗っていたら、

「今日も、右手さん ありがとう
しっかり活躍してくれて助かったよ」

「おー。あたたかく感じる。
感覚器もきちんと働いていてくれるね
ありがとう」

歯磨きでは、

歯があることに感謝して…

食事は、

ご存じのように
「命をいただく」ものですね。

良く噛むことで、
自分の【内臓にも親切】にすることが
できます。

 

◇シグナルも丁寧にキャッチ

 

もし、

・楽しくない

・苦しい

・不快

などを感じているときには、
満たされていない欲求があり、
「欲求不満」の状況だということです。

いつも、自分に親切に

そして、自分の体と心を丁寧に
取り扱っていると、

そんな感覚、苦痛の感情も
少なくなってくるでしょう。

自分に親切にすることは、
日常の何気ない活動から
行うことができると思います。

他人に親切であるために、

今日から今まで以上に、

【自分に親切】に。

良かったら、是非。

すべての人々のハッピーのために。

IAIR認定アドバンスインストラクター
複合的腰痛アプローチ
IAIR Low back Pain Technology(ILPT)
主宰 赤羽秀徳

 

追伸:

責任の概念

他人の欲求充足の邪魔をしないで、自分の欲求充足をする

とともに、

他人の欲求充足の支援をする。

(参考:選択理論心理学より)

⇒ベースは、自分の欲求充足です。自分に親切に。