前回は、2週間前のIAIRコラムは、

『 “行動変容”に役立つ○○の仕方! 』

というタイトルでお届けしました!

お読みになれましたか?

もし、ご興味がありましたら
こちらからどうぞ。

>>>>http://www.iairjapan.com/archives/3855

(すみません。前回設定に
不備があり、読めなかった方も
いらっしゃるかと思います)

前回は、

【 自己評価 】が行動変容のカギ

であることをお伝えしました。

そして、

【自己評価】を使った
フィードバック法の例として、
“一切相手を批判しない”方法を
ご紹介しました。

お読みになられた方は、
その方法、
思い出せますか?

・・

・・

・・

3つのステップから
構成されていましたね。

◆ 批判のないフィードバック法

その方法は、

1.自分の取り組みで良かった点は?
 
2.次に同じことをするとしたら、
  どんな改善をしたいですか?
 
3.支援が必要ですか?
  必要だとしたら、どんなことですか?

という
3つのステップでした。

その一例として、

「子どもが公園で遊んでいて
友達とケンカをしてしまった、
というケースの帰宅後の
父親との関わり方」
を紹介しまた。

その3ステップの一例は、

①「今日は、公園で楽しく遊べた?」

②「もし、明日、またケンカをしてしまったら
今度はどうしてみたい?」

③「そのことで、何かお父さんに
してほしいと思うことはある?」

でした。

さて、今回は、

前回最後にお伝えしたように、
自己評価の質問をすることが、
場面によっては、
あまり効果的ではなく

・お互いの関係を傷つけ
・心の距離を遠ざけ、
・不幸な感情になってしまう

結果を招くことがあると
されていますので、
具体例をあげながら

注意すべき状況について
一緒に考えていきましょう!

では、
よろしくお願いします。

◆ 3つの場面での感情を比較

まず初めに、
次のような場面を想像し、
その時どんな感情になるのか
予想してみてください。

・「あなたは、高校2年生とします。
1週間後に、期末試験が始まるけど、
あまりはかどっていない」

という場面。

<ケース1>

~通っている高校の好きな先生から

「試験まで一週間だね。
あまり勉強が進んでいない
ようだけど大丈夫?」

と、言われたとき
次のA,Bで選ぶとしたら、
どちらの感情になりそうですか?

A 快適な感情

B 苦痛な感情

では、次に
 
<ケース2> 

~成績が自分より良い親友から

「試験まで一週間だね。
あまり勉強が進んでいない
ようだけど大丈夫?」

と、言われたとしたら、
いかがですか?
A 快適な感情

B 苦痛な感情
では、最後です。

<ケース3> 

~最近あまり話をしていない親から

「試験まで一週間だね。
あまり勉強が進んでいない
ようだけど大丈夫?」

と言われたとしたら
いかがでしょうか?

A 快適な感情

B 苦痛な感情

はい。お考えいただき、
ありがとうございます。

以上、

1.好きな先生

2.成績の良い親友

3.最近話をしてない親

という、3つの
場面を想像していただいて
お答えしていただきました。

同じ
自己評価の質問をされてはいますが
その時の感情に違いはありませんでしたか?

先日、

この質問を
ILPT腰痛治療セミナーのときに
参加者にご協力していただき
行ってみたところ

3.最近話をしていない親

のときに
不快な感情になるとお答え
になった方が多かったです。

◆ まずは“環境づくり”から

このように、同じ質問を
受けているのに、
なぜ、その時の感情に
違いが生じるのでしょうか?

・・

・・

・・

実は、

自己評価の質問をする時には
広い意味で“環境づくり”が
必要だといわれています。

環境の中には、

・信頼関係はあるのか?

・知識を持っているのか?
(質問した側が)

・思いやりがあるのか?

などがあります。

そのような観点からもう一度、

「試験まで一週間だね。
あまり勉強が進んでいない
ようだけど大丈夫?」

と言われたときの

ケース1.好きな先生

・・

ケース2.成績の良い親友

・・

ケース3.最近話をしてない親

・・

を振り返ってみましょう!

一般的には、

ケース1 好きな先生 と
ケース2 成績のよい親友

の場合には、

・信頼関係があり、

・本人より知識があり、

・思いやりがあると本人も
思っている

ので、
質問を受けた時に

嬉しかったり、
素直に喜べたり、
はっと気づかされたり と

快適な感情になりそうですね。
(例外もありそうですか)

一方

ケース3 最近話をしていない親

の場合には、

・信頼関係は、最近は良好でなく

・状況を十分知っているかは不明で

・思いやってくれているかも
定かではない

ので、
質問を受けたときに、
イラっとしたりなど

苦痛な感情になって
しまいそうですね。

◆ まとめ

 

前回からの続きで、

行動変容の鍵となる
【自己評価】の質問について
一緒に考えてきました。
同じ質問なのに
場面によって

・毒 になったり

・薬 になったり

する可能性があることを
感じていただけたかと思います。
繰り返しになりますが、

「こちらが望んでいるように
相手の行動を変えようとする」と

望んだ結果にならにいことが
多いといわれています。

自己評価の質問を
する時は、

その時の環境に、

・信頼関係はあるのか?

・知識を持っているのか?
(質問した側が)

・思いやりがあるのか?

を確認し、
効果的にお使いいただければと思います。

すべての人々の“ハッピー”のために。

 

国際統合リハビリテーション協会
認定アドバンスインストラクター

複合的腰痛アプローチ
IAIR Lumber back Pain Technology(ILPT)主宰

赤羽秀徳

追伸1

“自己評価の質問”は、
望んでいることに対して、今行っていることが、
効果があるかを本人に考えていただく質問です。

追伸2

実際に質問しようとすると、アドバイスに
なってしまうことが多いようです。
そのむずかしさ、面白さを
ILPT腰痛治療セミナーで感じて
いただいています。

追伸3

隔週金曜日に、
ILPT腰痛治療セミナー参加予定者、および
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