自己評価

突然ですが、
質問です。

臨床で次のようなことで
悩むことはありませんか?

・「自分でも、エクササイズしてくれたら
もっと良くなるのに…」

・「なぜ、ホームエクササイズやって
くれないのだろう」

・「あの習慣を止めてくれたら、
絶対結果出るのに…」

・「エクササイズのコツを伝えて
いるので、どうして習得してくれ
ないんだろう…」

など。
あるいは、
私生活だったら、

子どもが

・「宿題をなかなかやろうとせず、
先延ばししてしまう」

・「勉強しようと思っても長続きしない」

・「使ったら片づけるように注意するのに
いつも散らかしたまま…」

など。
実は、
シンプルに考えると

・・

・・

・・

自分の望むように
相手が変わっていない
といえるでしょう。

一言でいうと、
「行動変容」していない。

臨床や私生活で
あなたが関わる方
あるいは、
あなた自身が

「行動変容」できないことは、
多かれ少なかれ経験する
ことだと思います。

◆行動を“変える” 対応例 

そのような場面で
よくあるだろう対応を
考えてみましょう

例1 ホームエクササイズを
してこないケースに。

「きちんと自宅でも、前回決めた
通りにやって頂かないと、
良くなりませんよ。

サボってはいけません。

前回もそのことについて
話ましたけど、覚えてますか?」

(ちょっと極端に表現してます…)

例2 宿題をしない子どもに

「宿題をしない子どもは
ダメな子だね。

先生に怒られるから
ちゃんとやった方がいいよ」

例3 喧嘩が多いこども

「ダメでしょ。みんなと仲良く
しないと。

そんなに酷ことをする子は、

もう公園につれていかないからね!」
というような対応が
考えられるかと思います。
(あくまでも、私の想像ですが)

◆ 自分の望むように相手を”変える”

以上の例に近い対応をした

経験がある方も
いらっしゃるかと
思いますが、

いかがでしょうか?

上記3例のような対応で
相手の行動は変わりましたか?

もし、あなたが
指示を受ける立場だったら、
「やる気」が出てきますか?

よっぽど
好きな人に言われた場合は

特別かもしれませんが、

通常は「やる気」は
でない
のではないでしょうか。。

例にあげた対応の仕方は、
【自分の望むように相手を”変える”】
という関わり方をしています。

実は、これが、

・お互いの関係を傷つけ
・心の距離を遠ざけ、
・不幸な感情になってしまう

関わり方とされています。

◆ 行動変容のカギ

でも、安心して下さい。

・お互いの関係を傷つけず
・心の距離が近づき
・幸福な感情になる

関わりをしながら
相手が行動変容できる
方法を後ほど紹介します。

その前に、まず、

行動変容に、
大切な過程があると
いわれていまので、
確認しておきましょう。

それは、

【 自己評価 】

です。

言葉にすると、
シンプルですが、
本当に

本当に

本当に

すごく

効果的で、重要ですので、

【 自己評価 】が行動変容のカギ 

であることを、
覚えておいていただければと
強く強く思います。

大げさではなく、
これだけでも、
人生は変わってくると思います。
「毎日を生きるのが楽しくなった」

という報告もいただきます。

◆ 効果的なフィードバック法の例
 
では、

【自己評価】を使った
フィードバック法
を紹介します。

この方法は、
一切相手を批判しない
対応の仕方になります。

その方法は、次の
3つの質問から
成り立っています。

1 自分の取り組みで良かった点は?
 
2 次に同じことをするとしたら、
  どんな改善をしたいですか?
 
3 支援が必要ですか?
  必要だとしたら、どんなことですか?

という
3つのステップ。

では、

この方法を
喧嘩が多い子どもに
使った一例を紹介します。

・子どもが公園で遊んでいて
友達とケンカをしてしまった、
というケースの
帰宅後の関わり方。

①「今日は、公園で楽しく遊べた?」

②「もし、明日、またケンカをしてしまったら
今度はどうしてみたい?」

③「そのことで、何かお父さんに
してほしいと思うことはある?」

というのが、
一例です。

もう一例、

・ホームエクササイズをしてこない

というケースで考えてみましょう。

 

①「今回までの(一週間)で

自分なりに良かったと思うことは

どんなことがありますか?」
②「また一週間後にお会いしますけど、

今度は、どんな過ごし方を
してみたいですか?」
③「そのために、私に聞いておきたいことや、

確認しておきたいことは
ありますか?」

という関わり方。

あくまでも例ですので、
その時関わる方の状況で
対応は、異なってくるとは
思いますが、

100%肯定の質問で構成
されています。

◆自分自身の振り返りに

以上の方法は、
自分自身を振り返るときにも
利用できるでしょう。

今日一日を振り返り、

① 今日の取り組みで良かった点は?
(幸せを感じたこと。役に立ったこと、
達成したこと、など)

② 今後同じことをするとしたら、
どんな改善をしたらいいのか?

③ 誰かに支援を求めた方がいいのか?
そうだとしたら、誰に、どんなお願いを
したらよいか?

をまとめてみるのも
いいでしょう。
 
◆ 注意点

フィードバックをする時は、
する側は良かれと思っていても
受ける側は、「傷つきやすい」と
言われています。

「こちらの望み通りに相手を変えよう」

というスタンスではなく、

【自己評価】を促す質問を使い 

関わる方の行動変容の
お手伝いが出来たらいいですね。

① 自分の取り組みで良かった点は?

② 次の同じことをするとしたら、
どんな改善をしたいですか?

③ 支援が必要ですか?
必要だとしたら、どんなことですか?

という

3つのステップ。

良かったら、是非意識してみてください。
最後に注意点です。

自己評価の質問には、

効果がある場面と

効果がない場面があります。

次回、そのことをお伝えします。

もし、使ってみて効果がない
と感じたら
無理に使わないでください。

すべての人々の“ハッピー”のために。

参考:田端 雅紀 著:日本選択理論心理学会ニュースレター
2017.Spring Vol.76

国際統合リハビリテーション協会
認定アドバンスインストラクター

複合的腰痛アプローチ
IAIR Lumber back Pain Technology(ILPT)主宰

赤羽秀徳

追伸1

自己評価の質問は、
文字通り、
指示・命令は使わず、
質問のみで構成されています。

追伸2

先ほどの「毎日を生きるのが楽しくなった」

という感想は、

沖縄でILPT腰痛治療セミナーを受けた方からの
感想です。

追伸3

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