★☆ 腰痛治療 × 温かな人間関係 ☆★
こんにちは。ILPT 主宰 赤羽秀徳です。
3月最初の月曜日、いかがお過ごしですか?
本日もお読みいただきありがとうございます。
今回は、いつもと話題を変えて
腰椎の力学について、
一緒に考えてみましょう。
内容は、
シンプルですので、
ご安心ください。
では、まず、クイズです。
腰椎の椎間板にかかる負荷について
お聞きします。
座位と立位を比べると、
どちらの内圧(圧迫負荷)が高いと
言われているでしょうか?
知らない方は、
直感でお答えください。
・
・・
・・・
・・・・
テレビや、
書籍でも
よく紹介されていますが…。
・
・・
・・・
はい。
ありがとうございます。
正解は、
【 座位 】です。
・
・・
おっと…
反論が聞こえてきそうですね。
すでに、
ILPTライセンス取得コースや
ILPT腰椎機能解剖学セミナーを
受けた方は、
是非、反論してくださいね。
***
実は、
テレビや書籍情報では、
椎間板の内圧は、
座位 > 立位
ですよ。
と、はっきり言われています。
きっと、
この情報の発信元は、
1976年のSPINE VOLUME1 NUMBER1
Nachemson先生の
データが元になっており、
このデータを基に
解釈をされた方の
意見かと思います。
実は、
3年前にも
このメルマガで
お伝えしたことが
ありますが、
その後、
2001年の
Clinical Biomechanics 16 Suppl1 の
Wilk先生らの報告では
座位での
・腰椎アライメントの違いや
・体幹の傾き、
・背もたれの利用の有無、
・筋緊張の状態 などによって
椎間板内圧が、
立位 > 座位
のこともあれば、
逆に、
立位 < 座位
のこともある。
・・
直立姿勢は、
座位と立位で腰椎のアライメントと
重心線が同じであれば
椎間板内圧は、
座位 = 立位 で、
ほとんど変わらない、
ということが
椎間板に圧力センサーを
挿入するという方法で
詳しく調べられました。
計算ではなく
直接計測していますので、
かなり信憑性は高いと思います。
***
いかがでしょうか?
この情報を知ってましたか?
あなたの関わっている方で、
「座位は
腰への負担が大きいから
痛みが出やすい」 と
思い込んでいる方は
いらっしゃいませんでしょうか?
今回は、
椎間板の内圧は、
直立姿勢だと
座位=立位
と言われています
という情報を
お届けしました。
シンプルですが、
この情報が、
少しでも、あなた、あるいは、
あなたの関わる人々のお役に
立てば幸いです。
すべての人々のハッピーのために。
国際統合リハビリテーション協会
認定アドバンスインストラクター
複合的腰痛アプローチ
IAIR Lumber back Pain Technology(ILPT)主宰
赤羽秀徳
追伸1:
負担が大きい = 悪
負担が小さい = 良
では、ありません。
同じ重さのものを持っていても
腰痛を訴える人、訴えない人がいます。
その謎は、ILPT腰痛治療セミナーでお伝えしてます。
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★高松 2017年4月8日(土)
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