第115回 『 なぜか涙がにじんだ!!“馬の調教師”の物語  』

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第115回 『 なぜか涙がにじんだ!!“馬の調教師”の物語  』

From: 赤羽秀徳   ILPT主宰

★☆ 腰痛治療 × 温かな人間関係 ☆★
こんにちは。

最近は、いろいろな書物や人に出逢い、
様々な感動がありますが、
その中の一つ、

“馬の調教師”の物語を

紹介したいと思います。

あなたは、

“馬の調教”

と聞いてどんなイメージを持ちますか?

…。

私は、
競馬ファンでもなく、
乗馬の経験もなく、そして、
実際に馬に触れたこともないので、
本当に想像になりますが、

馬の調教は、

・長時間かかりそう

・難しそう
・根気がいるのでは・・・

・厳しくしないといけないのかな?

などのイメージがあります。

ウィキペディアには、
「調教(ちょうきょう、Training)とは、
人間・動物に対して行われる訓練を指す」

「もともと動物向けの言葉なので、
人間に用いる場合は侮蔑的な揶揄を
含んだ言葉になる。
そのため調教という用語を用いずに、
トレーニング、訓練という言葉を
用いることが殆んどである」

と書かれています。

つまり、調教は、訓練ということですが、
「馬の調教」ことについて語るときには、
“モンティ・ロバーツ”という
有名な調教師の存在を抜きには語れないと
言われております。

彼は、馬を
【威嚇することなく】
痛めつけることもなく、
【あっという間】に、手なずける
と言われています。

そこには、
マジックでもなく、
トリックでもない、
馬との【対話】があったとされています。

では、
その“モンティ・ロバーツ”が、
どのようにして【馬と話す】ことが
できるようになったのか、

ROUNDERS[ラウンダース]vol.1 より
引用して紹介します。

▼以下引用です

「モンティ・ロバーツが
馬語を話すようになったきっかけは、
彼の父が行っていた残酷な馴致(ブレーキング)
に対しての 懐疑 からであったことは、先に述べた。

当時、伝統的に行われていた、馬に恐怖心を与え、
徹底的に痛めつけることで、主従関係を形成する
馴致の手法では、最も大切な自発性を馬から
奪ってしまう。

馬は人間のために走る以上、馬と対話することで、
信頼関係を築き、絆を深めていかなければならない。

そのことに誰よりも早く気づいた彼は、
どのようにしたら、馬と話すことができるかを
真剣に模索し始めた。

モンティ・ロバーツが最も長い時間をかけて
行ったのは、野生状態にある馬たちの行動を
正しく理解することであった。

彼は、何時間も腹ばいになったまま、
月明かりの下で、三種類の双眼鏡を
代わる代わる用いながら、
野生の馬の群れの行動をつぶさに観察した。

馬たちの行動にはすべて意味があり、
どんな小さな行動にもちゃんとした理由がある。

彼は、馬たちのボキャブラリーを記録していった」

▲引用は、ここまでです。

以上、彼が【馬と話す】ことが
できるようになるまでの彼の行動が、一部
記されていますが、いかがでしょうか?

様々な感想や気づきがあるかと思いますが、
今の私がチェックしたくなった箇所は、

・主従関係

・自発性

・対話

・信頼関係

・行動を正しく理解

・行動にはすべて意味がある

など、多くの箇所です。

その中でも、一番は、
彼が、もっとも時間をかけて行った
野生状態にある馬たちの
“行動を正しく理解”する
という箇所です。

今回のエピソードは、
馬との対話ですので、
彼のとった行動をそのまま、
人との対話に応用できるかどうかは、
疑問もありますが、

相手の気持ちに寄り添って、
行動を理解しようと努力することが、
人と人の信頼関係の構築にも
役立つことは、間違いないでしょう。

私生活や仕事では、

親子関係

夫婦関係

上司と部下の関係

教師と生徒の関係

セラピストと患者さん、利用者さんとの関係

などなど

様々な関係の中で、
相手の行動が理解できずに、
辛い思いや、悲しい思いをすることも
あるかと思います。

そんな時には、

“行動にはすべて意味がある”

ということを思い出し、
その意味を親身になって
理解しようとすると
自分ができることが見えてくると
私は、感じています。

 

今回は、馬との対話という話題でしたが、
この話題を読んだとしても、
今の状況で、あなたが欲していたり、
必要と感じていないと
心に響いてこないかもしれません。

私は、
今回の雑誌を読み、
紹介した箇所を読んだとき、
なぜか、体が熱くなり、涙がにじみました。

そして、また
自分が救える人、
自分の情報が役に立つ人のために、
しっかり日々向上心を持って
自分ができる活動を丁寧にしていこう
という思いを強く再認識しました。

今回紹介した、
モンティ・ロバーツの物語は、

誰かを
育てる、教える、

誰かと
一緒に過ごす

ことなどに、
悩みを抱えているときには、
ヒントが得られる情報だと
思っております。

そんなときに、思い出していただけたらと思います。

馬と話す男

モンティ・ロバーツ

すべての人々の“笑顔”のために。

ご意見、ご感想はこちらまでお願いします。
office★★akahalabo.com (★★を@に変更して)

国際統合リハビリテーション協会
認定アドバンスインストラクター

複合的腰痛アプローチ
IAIR Lumber back Pain Technology(ILPT)主宰 赤羽秀徳

追伸1

すみません。前回約束しました、
愛情のある“対話”については、
また次回お届けします!
追伸2

「馬がどのような行動をとるかは、おおむね、
あなた自身が馬とどのように向き合うかに
かかっている」とのこと。

まずは、自分の行動からですね。
そんな、話題もセミナーでします。

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