第74回 「 アドバイスや援助が “お節介” にならないために! 」

———-●○ILPT主宰 赤羽秀徳 のコラム○●——————-
From: ILPT 主宰 赤羽秀徳
【ILPT便り】の読者のみなさん。こんにちは。

前回の、

「一休み、ひと休み…。」は、いかがでしたか?

【振り返り】のための時間!をとり

「よい気分」を味わえておりますか?

燃え尽きないように…

まだ、お読みでない方は
こちらからどうぞ>>>>>
http://ameblo.jp/hide-akaha/entry-12199911425.html


では、今回は、
「 アドバイスや援助が “お節介” にならないために!」
というタイトルで
アドバイスについて考えてみましょう。
いかがですか?あなたは、…。

アドバイスや援助をしようとして
失敗したな~という
経験はありませんか?

アドバイスや援助が、お節介に
なってしまったという経験。
以前も紹介したことが あると思いますが、

私の経験を二つ紹介します。

その1:

3年程まえ、仕事帰りに新宿駅で
電車の乗り換えのために、階段を
登っていたら、

二人組の男性が、階段の途中に座り込み
なかなか立てない様子だったので、

「大丈夫ですか?」

と、訪ねたら、

「いいからほっといてくれ!」

と、叱られるように、
怒鳴られた、

ということがありました。

正直、いらっとしましたね。
そして、その時は、

「親切に声かけてやったのにっ!
声かけなければよかった
ーーーー!!」

と思ってしまいました。

その2:

電車が終点に到着し、
寝ている方がいたので、
「終点につきましたよ~」
と声をかけたら、

「いいからほっといてくれ!」

という雰囲気で、
嫌な顔をされました。

それ以来、同じような場面に遭遇しても
ほとんど声をかけなくなりました。

…。

あなたは、いかがですか?

私生活、仕事などでこのようなことは
ありませんか?

セミナーやコースで
お伝えしているように、
大切な原則を守っていないと
今回の私のような
結果になるのでしょうね。

ついつい
【自分が正しい】と思い込んでしまう。

誰かが、困っていると
思われる場面に遭遇した時に
きっとこの人
困っていると思うのは、
自分ですよね。

相手は、本当に困っているのか?
助けを必要としているのか?

そんな観点を忘れて、

自分が正しい、自分が答えを知っている

と思ってしまうと
失敗する確率が高く
なってしまうでしょう。

【自分が正しい】
という思いではなく、
「気づかい」の心から

 ・「どうしましたか?」
 
 ・「大丈夫ですか?」
 
 ・「うまくできそうですか?」
  
 ・「~~しましょうか?」

と、相手の中にある答えを
確認しようという態度で接していると
相手の態度も自然に変わるしょう。

私の経験の、その1、その2 共に、
私が正しい、私が答えをしっている、
という考えをもって接したので
相手の方も、そして、
自分の気持ちも不快なものに
なったのだと思います。

実は、先ほど、

「どうしましたか?」
 
「(ひとりで)大丈夫ですか?」
 
「うまくできそうですか?」
 
「~~しましょうか?」
と書きましたが、
これらは、すごく
普通の対応ですよね。

この質問の中に、
カウンセリングや
患者さん、利用者さんとの
関わりにおいて大切な要素が
含まれております。

・「どうしましたか?」

→ 今起こっている状況の確認 

・「大丈夫ですか?」

→ 支援を必要としているのか?

・「うまくできそうですか?」

→ 今の対処法の効果を確認

・「~~しましょうか?」

→ 望んでいることの確認

となります。

4つの要素を
取り上げましたが、
まずは、
2つしっかり、意識していただくと
対応が変わると思います。

その二つは、

そもそも

・相手が支援を望んでいるのか?

そして、

・望んでいることは何か?
 

です。

例えば、
職場で部下が困っていそうという
雰囲気を感じたときに、

「こうやってみたら、…」
とすぐにアドバイスすると
突然すぎて、相手もアドバイスを受け入れる
準備ができていないかもしれません。

そこで、丁寧に、

「○○さん、大丈夫?」

「どこまで進んでいる」

「困ったことがあったら相談にのるよ」

「いつまでにやりたいの?」

などと接しながら、

・相手が支援を望んでいるのか?
 
・望んでいることは何か?

を、確認していくと
和らかな対応になりそうですね。

 

私たちは、ついつい
困っている人を見ると
アドバイスや援助したくなるものですね。

すぐにアドバイスや援助して
成功するときもあるとは思いますが、
アドバイスや援助が“お節介”になることもあるでしょう。

そうならないために、
答えはいつも相手にあると考え

まずは、
・相手が支援を望んでいるのか?
 
・望んでいることは何か?

をしっかり確認することから
初めてみてはいかがでしょうか?

すべての人々の“笑顔”のために。

IAIR認定アドバンスインストラクター
複合的腰痛アプローチ
IAIR Low back Pain Technology(ILPT)
主宰 赤羽秀徳

 

追伸

上記の2つをしっかり確認しようと思うと
その他のことは、「自然に」聞きたくなるでしょう。

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